統営艦来年見込み配備と"海軍中佐の明と暗"
海軍中佐の明と暗、あの天安艦艦長と同期のひと
沈没艦の不名誉な元艦長は”航海手当”のつかない陸上の閑職へ、同期の中佐は月々1000万ウォンの月給を貰って顧問に就任、参謀総長と同期のブローカーも登場っ!
[国防ミーナ]合同参謀本部は28日、次期水上救助艦'統営艦'の早期戦力化を決定した。'性能欠格'と判明した船体固定音波探知機Hull Mount Sona(HMS)と水中無人探査機(ROV)などの装着はひとまず棚上げたまま、統営艦を来年上半期にも実戦配備するということだ。
しかし、史上最大規模の'防衛事業不正合同捜査団'が発足する契機となった統営艦納品不正捜査は今でも進行されている。合同調査団の第1次のターゲットは、統営艦をめぐる'軍フィア'(軍隊+マフィア)の癒着行動だ。
▲魚群探知機まで装備された統営艦は最新鋭の水上救難艦だそうです。
この9月から始まった検察の捜査ではすでに防衛事業庁幹部と海軍将校出身の武器ブローカー、納入会社の代表など7人が拘束された。検察関係者は"軍艦一隻を作るのにもう監獄に行った者が何人もでた。、統営艦を捜査し、'伏魔殿'を見た希ガス"と話した。
なんと天安艦艦長と苗字の同期の中佐
◇統営艦の不正の核心、現在予備役の'チェ中佐'=チェ某(46・拘束起訴)元中佐は海軍士官学校45期で2006年から統営艦・掃海艦建造事業の主務部署である防衛事業庁の艦艇事業部上陸艦事業チームで働いた。2010年からは事業全般を管理・監督する”プロジェクトマネージャー”を務めた。
※1200tの艦長▶どっちが偉いのかというと当然、防衛事業庁のプロジェクトマネージャーでしょ、ただし航海加棒が付く艦長の方が手取りは多いと思います。
彼は米国H社の音波探知機が統営艦・掃海艦に納入されるように購買提案書など書類を操作してくれた。音波探知器販売会社である米H社・G社代表のカン某(44・拘束起訴)容疑者の賄賂攻勢の結果だった。チェ元中佐は海軍大佐出身のブローカーのキム某(63・拘束起訴)容疑者の紹介により、カン氏を知ったものとみられる。
※ここで出てきたブローカーのキム元大佐は☆のついた准将になれずにふるい落とされた人、軍人年金は65歳になってからなので現在金欠中かな?
カン氏の会社が防衛事業庁と契約した装備の納品価格はいずれも2000億ウォンを超える。その見返りとして、チェ元中佐は、カン容疑者から毎月900万ウォンが入金されるチェックカードをもらって使っていた。防衛事業庁を退職後も、1000万ウォンが超えるお金を月給を受け入れるように送金してもらった。
※2000億ウォンだからこのくらいは必要経費かも、っと思ったら他にも
チェ元中佐は座礁・沈没した船舶を海底で引き上げる▶'油圧ホイスト'納品業者からも1億ウォンを手にした。
海軍士官同期のブローカーの請託を受けて、船の錨を巻き上げて降るのに使用される'ウィンドラス'納品過程に影響力を行使したという疑惑もある。
軍に詳しいある関係者は"チェ元中佐は海軍士官45期のトップランナーだった。進級も早くて周辺の評価も上々だった。ところで良い才能を不正に使用したようだ"と伝えた。
※天安艦のチェ中佐も45期だけど席次は内緒のひとです
◇納品不正の輪、ブローカー'キム氏'=検察は、統営艦納品不正を突き止める、ブローカー2人を拘束した、大佐出身のキム氏がその中の1人だ。キム氏は、海軍士官29期でファンキチョル(58・海士32期)現海軍参謀総長の3年先輩だ。また同期であるチェ某元参謀総長とも親しい間柄であると知られている。
彼は2006年11月の除隊と同時に国内4大兵器仲介業者とされるO社の海軍担当副社長として迎え入れられ、捜査直前まで活動した。彼は大佐であったことにも一部の海軍将官たちと親交が厚く、大物ブローカーの待遇を受けたという。
※キム大佐は2006年に除隊していますね、それでもすぐに副社長ですか。彼と同期なのはこのあいだまで参謀総長していたチェ大将ですよ、▶チェ大将は2003年に准将に進級していますからキム大佐って進級の遅い人だったんですね。
実際、キム氏は2009年2月O社の事務室でH社代表のカン容疑者に"海軍や防衛事業庁関係者たちをよく知っている。彼らに納品しようとする装備を紹介してやる"、として活動費を要求した。カン氏は、キム氏に間もなく300万ウォンを送金したのを皮切りに、同年末まで計1200万ウォンを送った。しかし、358万ドルのHMSの納品契約が締結されて以来、キム氏に渡された金額も5000万ウォン、1億5000万ウォンなどで単位が大きくなった。キム氏が、ロビーの名目で受け取った金は計4億3200万ウォンに達する。検察関係者は"実際にロビー活動の効果がなかったら、どの程度のお金が渡されたのだろうか"と話した。
防衛事業不正合同調査団は、統営艦納品不正捜査を先に仕上げた後、他の分野に拡大する計画だ。合同調査団は現在、ブローカーのキム容疑者が得たロビー資金の使途を追跡中だ。前・現職将官たちの名前が飛び出して出る可能性も排除できない。
(翻訳:みそっち)
っとまぁ参謀総長とブローカーが同期だったりするのは別になんの不思議なこともありません。戦争でもあれば功績の有無にかかわらず偉くなるようにできているのが軍隊ですけどね。ただ、ここんところ60年も戦争がなくて弾に当たって死ぬ艦長もいないので船の数だけ艦長がいて次のどっかの艦長になる先任がいて順繰りに退役していくのですね。
へぇ~そうなんだ