セヲル号のせいでみかんが港で腐っているらしい
済州みかんは港で船を待つ、積載基準が厳しくなって港には積み残される荷物がぎゅうぎゅう
［温州ミーナ］済州でみかん農業をしてるAさんは最近、例年のようにミカンを他の地方に乗せて送ろうとした困った。以前であればすぐに出荷が可能だったが、今では順序が押されて数日を待たなければならないという便りが聞こえてきたからである。Aさんは「確かにミカンをトラックに乗せて送ったがそれっきりご無沙汰だ。以前、このようなことはなかった」とし「このままでは約束された期限に到着しなければ、誰が責任を負うのか」と足をバタバタさせて転がった。
[済州の音]の確認の結果、このような難しさはAさんだけの問題ではなかった。16日、みかん農家と運送業界によると、セヲル号事故の後、過積載の取り締まりと船舶積載量基準がかつてないほど強化され、従来に比べて出荷台数が目に見えて減少したし、貨物渋滞も深刻になった。
特にこれから本格させる島のみかんが直撃弾を受けた。 現在、他の地方へのミカン出荷は、航空輸送（3％）と海上輸送（97％）に依存している。海上輸送はフェリーで輸送（みかんを積んだトラックをのせる方式）と貨物船輸送（みかんを載せたコンテナを運ぶ方式）に分けられる。海上輸送の中では、旅客船トラック輸送が全体物量の17％、貨物船コンテナ輸送が83％を占めている。
トラックに乗せて送信する方法は、コンテナに載せるよりもコストがかかるが、より迅速に輸送が可能である。定期的に動く船とは異なり、貨物船は移動し乗せるために時間がかかり、運航が時折的である場合が多く、時間を誓約することがないからである。
卸売市場に出荷する場合には、不足していないが小売や大型マートは一日か二日前に急いで物量を要求している場合が多い。このため、旅客船輸送需要が安定している。
商品の安定性ももう一つの理由だ。産地から貨物車に乗せて目的地まで行くフェリー輸送はコンテナにミカンを載せる貨物船輸送に比べて浸水や破損のリスクが相対的に低い。
現在の問題となっているのが、このフェリー輸送である。一般的に「自動貨物」とも呼ばれる。セヲル号の惨事の後、特にフェリーに乗せる車両の安全基準が大幅に強化され、例年に比べて積載量が大幅に減少した。
※基準が強化され．．．それまでは無法地帯だったのですね
車両の出荷時の車両間の0.6m間隔を維持するようにして、従来よりも出荷台数20％減少した。その上、5トン貨物車の場合高さが最大4m（地上基準）まで許容されたことが3.5mになり、また荷室の空間の中で0.5mは「貨物積載不可」になって輸送物量自体も15％減少した。
※基準が強化され．．．以下略
みかん出荷連協会の関係者は、「自動貨物（旅客船）の場合、以前に2000箱を載せたが、今では1200箱程度しか乗せられなくて800ボックス分量が積み残されるもの」とし「集中出荷期間は、座争いがある」と述べた。
また、現場に到着するだけですぐに搭乗が可能であった過去とは異なり、30分で1〜2時間以上待機して検査を進めることも渋滞を加重させた。
農協済州地域本部の関係者は、「過去には天気が悪く、旅客船が出なければ、ミカンを貨物船に移し出荷したりした。旅客船積載率の低下に出荷が盛り上がったが被害事例が受理されたことはない」とし、「確率は低いが、いくつかの被害が発生する可能性はあると見ることができる」と述べた。
しかし、肝心の関係当局は、「特に問題はない」とゆったりとした立場を見せた。
済州島の関係者は15日、[済州の音]との通話で「過去の無意識のうちに許可されたことが現実的には正確になったこと」とし「トラックが、自分が先に行くと言う部分はありますが、それのために物量が被害を被ることはない」と述べた。
現在までにミカンの出荷量は約40％。流通過程での被害を懸念している農家の心配を軽減するための当局の積極的な対策が求められている。
（翻訳：みそっち）
韓国のような後進国ではセヲル号のような過積載を日常的に繰り返すことで物流が成り立っていたわけです（セヲル号の最大貨物積載量は967トン、事故当時、3788トンの貨物を積んだ状態だった）
そんなところに正しい基準みたいなのを急に守るように言うと、”ご飯は何度でも大盛りでおかわり自由”っていうふりかけ+卵はご自由にみたいな大人気のなんとか水産みたいだったのが、”ご飯すり切りいっぱいおかわり不可”という”相席ｱﾘﾏｾﾝ”状態になったわけですから、利用者側からも不満が出てくるんですね。
韓国ではこれを”過積載で不当な利益を上げてきた”としているんですがその最大の受益者は何のことはない”韓国人利用者”だっただけのことだったのです。
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