NGはNo Graduation・卒業猶予
就職できないからずっと大学5年生... NG族急増
論文を書かないとか、1単位だけを残すなど、卒業先送り学生
3年間で2.2倍に ”図書館では席だけ占め”、学内葛藤も
［エレキミ－ナ］23日午後、ソウル西大門区(ソデムング)延世(ヨンセ)大学図書館。休みの期間であるうえ、卒業式が開かれる日であることにもかかわらず、図書館は空席を見つけるのが難しいほど、賑わっていた。 
同日の卒業はしたが、まだ就職できなかった経済学科のキム某(25・女)さんは卒業式で博士号を受け、就職勉強会に出席するために直ちに図書館に戻った。
キム氏は"いったん就職して卒業した方が良かったか後悔になる"、"親戚たちが卒業式に来ることを極力止めた"と話した。
卒業を見合わせた別のキム某(26)氏は"就業できなかった友達は同期たちの卒業式にも行けない"、"同じ日に入学して一緒に勉強したが、卒業式が他人の祭りのようにされるのが悲しい"とした。
同じ日、卒業式が開かれた梨花女子大学4年生のチョン某(27)氏も2年目の学士帽をかぶることがなかった。 チョン氏は"継続して卒業を猶予したため、今日卒業式があるのも知らなかった"と話した。
◆卒業猶予制度◆ 事実上卒業要件を満たした在学生が該当の学期に卒業せずに、一定期間卒業を先送りできるようにする制度。 法的根拠や定められた規則はないが、多くの大学が学生たちの便宜のために導入している。
このような現実を反映するかのように、卒業式を迎えた大学街のいたるところには、'失業者の道に入った先輩の卒業おめでとうございます。''卒業と(大学院入学をおめでとうございます'という内容のプラカードや垂れ幕がかけられた。
延世(ヨンセ)大学正門前で4年間の卒業式花を販売したというパクヒョンリェ(57・女)さんは、"卒業式に出席する学生の数が減ったためか、花の販売量が30%以上減った"と話した。 厳しい就職難に卒業を見合わせる'NG(No Graduation・卒業猶予)族'が増えてから現れた卒業式風景だ。
NG族は卒業論文や英語の成績を提出しなくて、卒業せずに”修了”状態で残ったり、1単位・3単位など最小単位だけを残しておく方法で卒業を見合わせる大学生を意味する新造語だ。 実際に教育部が2011年以前から卒業猶予制を施行中の大学26ヵ所(在学生1万人以上基準)を対象に調査した結果、卒業猶予の申請者は2011年8270人から2013年1万4975人、昨年には1万8570人に増えた。 3年の間に2.2倍に増加したのだ。 梨花女子大の場合卒業に必要な教科科目などをすべて履修していながらも論文などを提出しなくて、卒業を先送りした学生が1331人もなった。
NG族が急増しているのは深刻な求職難のためだ。 23日、アルバイト紹介サイトアルバ天国が大学生631人をアンケート調査した結果によると、全体回答者の55%が'就職ができない場合、卒業を猶予する'と答えた。 これは2013年より34%増えた数値だ。 回答者たちは卒業を延ばしたいと答えた理由で'在学生の身分で入社志願したほうがもっと利益なので'(29%)、'旅行・趣味など、大学生の時しなければならないことをしてみようと'(25.8%)、'公募展など、スペック作りにもっと集中しようと'(20.9%)などの順で答えた。 アルバ天国のイ・スンユン対外協力チーム長は、"就職難の中に大学生たちの求職の負担がますます深まっていることを示すもの"と説明した。
NG族が増え、大学も頭を抱えている。 在学生が増えれば”教授1人あたり学生数”など各種大学評価で不利な評価を受けることができるからだ。 ある私立大学の関係者は"図書館など学校施設の使用にあっても卒業猶予生は、ある程度抜け出してくれれば好循環が可能だ"とした。
実際、一部の大学では卒業をせず、図書館の位置を占めているとし、在学生たちが抗議するなどNG族が学内問題の対象になることもある。 ソウル市立大学2年生のチョン(20)氏は"卒業を猶予しなければならない先輩らの事情も理解できるが、在学生たちの登録金に便乗しているのではないかという不満も少なくない"と伝えた。
（翻訳：みそっち）
オーストラリアから強制帰国した45歳の女子大生とかいましたが、今頃は何をしてるんでしょうね。
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豚肉衣揚げポン酢あんかけって酢豚じゃん
