奨学金のもらえる軍事学科、減らすのかな?
24日、陸軍は”教育部、財政支援制限大学に対する後続措置計画”を設けたと発表した。 計画によると、陸軍は今後、内部の評価70%、最近の教育部の大学構造改革評価結果30%を点数に反映して大学別の軍事学と競争力を評価する。
評価結果によって各大学の軍奨学生選抜の割合を決めて、相対的に評価点数がよくない大学からの奨学生選抜を減らす方針だ。 陸軍はこの2004年から2010年まで大田大、慶南(キョンナム)大学、円光大、朝鮮(チョソン)大、建陽(コンヤン)大学、清州(チョンジュ)大、嶺南(ヨンナム)大学、龍仁大学など8つの大学と業務協約を結んで軍事学科の生徒全員を奨学生として選抜してきた。
陸軍関係者は"既存の8つの協約大学で奨学金を受けられない学生が発生しても・学軍団の申請と学士将校などの方策などは設けている"、"評価制の導入議論は去る2012年から持続的に議論してきたことで学校や学科すべての競争力の向上に向けた方針"と明らかにした。
同関係者は"リーダーシップを備えた優秀な人材を軍に流入するための政策で、現在、教育部の施策と連携する"と話した。
協約大学のうち、某大学の軍事学課長は"優秀な人材養成の目標は陸軍や軍事学科も同然だ。 優秀な教育課程を設けて、これを通じて、卒業後将校になっても自分の役目をうまくできるかが評価のカギとなるべきだ"とし、"教育部の大学を評価の特性化学科に適用し、学科評価をするのは評価として合理性が落ちる。 教育部の大学構造改革評価結果は、軍事学科の競争力と他の問題"と指摘した。
この学科長は"特性化された優秀な学科が千篇一律的な物差しで評価されるものは、学科の質的な下落を招く恐れもある"と懸念を示した。
陸軍の今回の一方的な政策発表が適切でないという指摘もある。 このような陸軍の一方的な評価方式の発表に先立ち、大学との十分な論議が行われるべきだったというのだ。
また、他の協約大学のある大学の軍事学課長は"学区の発展に関連した政策は、大学と協議した後、方針が立った後に発表をするのが筋だ。 陸軍が新たな評価制度を代入するというのは8つの大学と陸軍(参謀総長が締結した協約を変えなければならない問題"だとし、"これを陸軍で一方的に話をしたのは、手続き上、お互いに協議されていない事案を一方的に発表したものなので、手続き上、確かに問題がある"と指摘した。
(翻訳:みそっち)
韓国の大学には軍事学を教えるところがたくさんあります、そういうところに軍は奨学金を出していて、”お金がないけど熱心な若者”というのを青田刈りのようにしてきたのですが奨学金目当てにそういう学科を選ぶ人もいてうまくいってない部分もあるんです。そんな中で大学評価の低い学校の軍事学科の学生への奨学金を減らそうってわけです。
軍事学科と‘軍奨学生制度’はどのように運営されるのだろう?
軍事学科に入学することになれば4年の間、軍奨学金を受けて学校生活ができます。 在学中に学生軍将校過程や学士将校過程の中の一つを選択することになります。
軍事学科に入学することになれば4年の間、軍奨学金を受けて学校生活ができます。 在学中に学生軍将校過程や学士将校過程の中の一つを選択することになります。
学区過程を選択することになる時3学年からROTC候補生として休暇の期間ごとに訓練を受けて少尉に任官することになります。 よくROTCで知られている学生軍将校の
場合、義務服務期間は任官後6年4ヶ月です。 いっぽう学士将校を選択することになると学生軍将校とは違い学期のうちに訓練を受けるのではなく卒業をし終えて別途の訓練を受けることになります。 学士将校の義務服務期間は7年です。
場合、義務服務期間は任官後6年4ヶ月です。 いっぽう学士将校を選択することになると学生軍将校とは違い学期のうちに訓練を受けるのではなく卒業をし終えて別途の訓練を受けることになります。 学士将校の義務服務期間は7年です。
※参考で軍事学科でない一般大学で学生軍将校を志願することになれば2年4ヶ月、学士将校を志願することになれば3年の義務服務期間が与えられることになります。
学生軍将校と学士将校
男子学生と共に女子学生を選抜する軍事学とは慶南(キョンナム)大学校、大田(テジョン)大学校、朝鮮大学校、西京(ソギョン)大学校があります。 男子学生の場合には入学と同時に軍奨学生の資格が与えられるが女子学生の場合には兵役義務が
ないので国奨学金恩恵を受けることができないといいますね。 代わりに学士将校や学生軍将校試験を別に受験して合格すれば軍奨学金恩恵を受けることができるといいます。
ないので国奨学金恩恵を受けることができないといいますね。 代わりに学士将校や学生軍将校試験を別に受験して合格すれば軍奨学金恩恵を受けることができるといいます。
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”韓国型先送り思考”ではとりあえず今すぐ必要な学費を軍が負担してくれるという魅力があるんですね。あまり公表されていませんが学費が全部国の負担である”士官学校”に入って、卒業のころに海外に行っちゃうという荒っぽいひともいます。うっかり帰国すると士官学校を卒業したつもりだったのに普通の兵隊として引っ張られることもあるので注意が必要ですよ。