minaQのつぶやき 네토미나

嫌韓(いやかん)ってホントはどうなの?

ソウルに犬の糞の臭い うひゃぁ~



秋浪漫破る'ギンナン悪臭'騒動

風雨にソウルの街ギンナンの粒が山盛り、区庁ごとにぎんなん荒し作業繰り上げて
外国人観光客"犬の糞の臭いがしますね" ソウルっ子"秋の香りですよ"

イメージ 1[ソウルミーナ]コオロギの代わりに不快な銀杏の悪臭が都心の秋の”伝令使”の席を占めて久しい。

2日、ソウル鍾路三清洞(サムチョンドン)で会った香港からやってきた観光客クワンさん(60)は、"ソウルの路上では犬の糞の臭いがする。 においもひどく、通りも汚くなってイメージが悪くなりそうだ"とした。

道の両側街路樹がみな銀杏の木の三清洞(サムチョンドン)一帯は風が吹くたびに、臭いにおいが振動した。 市民らは、歩道に踏みつぶしはぎんなんを避けて歩くためにかかとをするのが常だ。

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▲この1日、激しい秋雨に強風まで吹くと、ソウル都心各地の路傍が'ギンナン爆弾'を迎えた。横断歩道や地下鉄駅の入口など人がたくさん行き来する場所では通行人の足につぶれたギンナンが悪臭を放っている。


雑貨店で働いているユン某(23)氏は"店の前は直接回収しているが、匂いが風に乗って店の中まで入ってくる"、鼻を握った。

鐘路区役所は"強風が吹いた後、三清洞(サムチョンドン)、光化門(クァンファムン)に開かれた広場付近、サジクロなど銀杏の木が多いところで声が多く入ってくる"とした。

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イチョウの木は自動車排気ガス吸収・除去能力があり、病虫害にも強く、街路樹として多く用いられる。 ソウル市内の街路樹29万3389本のイチョウの木は11万4060本(38.9%・2014年)で単一樹種としては最も多い。 このうちギンナンが実る雌株は3万376本(10.4%)だ。


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悪臭はギンナンの皮にある'Bilobol'と'ginkgoic acid'という物質が原因だ。
キム・ドンヨブ成均館(ソンギュングァン)大学教授(造景学)は"管理が容易で、黄色に染まって秋の風情も増している銀杏の木を街路樹として植えるときは実がならない雄株として植えなければならない。 しかし、イチョウの木は苗木が大きくて実を結ぶ前までは雌雄の区分が非常に困難な樹種であり、雌株街路樹が多くなった"とした。

今年は特に、日照りで銀魂の落果時期が早まったことも悪臭を育てた原因だ。
悪臭苦情が例年に比べて2~3倍増えたという東大門(ドンデムン)区役所の方は"普通10月後半からギンナンの公開作業をやってるが、今年は干ばつで落果が予想より早く始まった"とした。

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ソウル市は昨年から横断歩道・地下鉄駅周辺の銀杏を毎年300本ずつ雄木に変えて植えた。 今年は各区役所にギンナン採取装備の予算を支援した。

イメージ 6他の地方自治団体も銀杏の悪臭と戦争を繰り広げている。 釜山広域市は、この春の一部の銀杏の木に実が結ばれるのを抑制する薬品を試験的に撒いた。 大邱広域市も雌木を雄木に交換する作業を進めているが、費用が侮れないという。 150本の交代に2億5000万ウォン程度かかる。 光州広域市は住民らの申請を受け、銀なんを合法的に採取する期間を運営することにした。


(翻訳:みそっち)



街路樹という概念はニホン統治時代に朝鮮に持ち込まれたもので、それまでは生えている木は全部燃料用としてきた朝鮮ですから木の名前や分類など歴史に登場する文献や古文書などはほとんどありません。そのため今でこそ”犬の糞のにおい”と言われる銀杏も、人糞が道路に散乱していた朝鮮時代や国会議事堂で投げられた人糞などを思い浮かべると多少は優しい匂いなのかもしれませんね。

イメージ 7ギンナンの実を拾う名所というのは毎年同じなんですが、例年銀杏の実の争奪戦があったりするそうです。
実が青いうちはまだ落ちてきませんが黄色く色づくようになるとあとは強風でもあればまとめて落ちてくるのです、しかもその量は欲張ると持ちきれないほどですよ。

◆ ◆ ◆

低気圧が去った翌朝ちょっと早めに起きたキムさん(39・女)は、いつもの通勤路に目星をつけていました。コンビニのナイロン袋を二重にするなどの用意を整えたキムさんは手袋も忘れずに並木道へと急ぎました。
先客はこの辺のホームレスもすでに数人います、その中に混ざってキムさんも銀杏の実を拾い始めました、ほどなく袋がいっぱいになるとキムさんはすぐ脇の公園の水道で手を洗い手袋はその場に捨ててギンナンの実のいっぱい入った袋を二重にして駅へと急ぎます。悲劇はほぼ満員の地下鉄5号線の電車のなかで起きました.....。   


こんなハナシがいくらでも出てくる季節なんですよ。

とにかくこの時期はソウルっ子が総出でギンナンの実を拾うことに熱中するのです

イメージ 8さて拾った銀杏はそのままではたべられません、どこかでどうにかしないと食べられる種の部分が取り出せないのですが、種の周りには強敵のネバネバ(わりとさらっとしてるかも)があるのです、しかも素手で触るとかぶれてしまう猛毒です。
これを拾ったホームレスたちは公園の水道でさっそく下準備をはじめました、公園の水場は目にしみるような香ばしい香りでいっぱいです、しかし近所の住人の通報で公園の水道は元栓が締められてしまいました。

もう無料の水道は公衆トイレや学校などにあるばかりです、しかしそのどこもホームレスが使い続けてイイわけではありません。そこでソウルの中心を流れる清渓川で続きの作業をはじめます。

清渓川の遊歩道ではきれいな水がいくらでも使い放題ですよ、ホームレスのパクさんはおよそ20kgはあった銀杏の実を洗い終えるのに30分ほどで終えることができました、ふと顔をあげると周囲に人垣が出来ています。 慌てて逃げ出しましたけどね


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▲清渓川ではこの季節になると”増水中・通行禁止”と書かれているが、銀杏の実を洗うことを実質的に排除している通行制限だ。

こうして手に入れた銀杏の実はその後も水場を見つけるごとによく洗うことでぬめりが取れますね、たくさん食べると鼻血が出ちゃうそうですがホームレスには貴重な栄養源ですよ、ほんの数粒でもタバコ一本と交換出来るときだってあります。

焼いたりしなければ翌年まで日持ちするのですから銀杏の実はこのシーズンでも瞬く間に狩り尽くされてしまいます。 あひゃひゃっ


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▲1日、路上で拾ったギンナンを駅の公衆トイレの洗面台で洗おうとしたホームレスが厳重注意をうけた、鉄道警備隊に入った情報によれば"台風の弱まらないうちに集めたギンナン30kg"を駅の公衆トイレで洗浄していた疑いだ。
しかし押収されたギンナンはそのほとんどがまだ青いままで、熟してから食べるしないと青酸化合物による中毒を起こすことが知られている。

落果したギンナンをめぐる中毒事故も多発するとみて警戒を呼びかけている





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