大田のガス爆発、配管は後付けの築40年物
大田(テジョン)でまた、ガス爆発事故、予防策切実だ
南北緊張の高まる中、キタ朝鮮からの攻撃が始まったかとあわててテレビをつけた住民
まるで爆撃を受けたような大惨事、止めてあったクルマ10台あまりも大破
[NEWSミーナ]大田(テジョン)でガス爆発事故が再び発生し、人命と財産被害を出した。 この29日、大田(テジョン)東区龍田洞のある建物で発生したガス爆発事故で2人が重軽傷を負って病院で治療を受けている。
同日、爆発で52世帯が居住する建物周辺は爆撃を受けたように廃墟となっており、周辺住宅3棟が崩壊の危険がおり、住民たちが避難している。
警察は、国立科学捜査研究院と韓国ガス安全公社の関係者などとともに現場鑑識を進行し、爆発の原因把握に力を入れている。
現場でガスバルブが連結されている配管を回収して国立科学捜査研究院に精密鑑識を依頼する一方、居住住民らを対象に行った調査も並行しているが、これまで原因究明が行われていない状況だ。
大田(テジョン)でのガス爆発事故は、今回だけではない。 忘れられそうになれば発生することがガス爆発事故だ。 この2014年11月に80代の老夫婦が暮らす大田のある住宅で、LPガス爆発事故で人命と財産被害を出し、2013年には宝文山の入口4階の家にガス爆発で2人が重度の火傷を負った。
このようにガス爆発事故がしばしば発生しているのはガス施設物のずさんな管理による老朽化が主な原因に指摘されている。 それにもかかわらず、安全点検を疎かにして大型の爆発事故につながっているということだ。 さらに、ガス利用者たちの不注意やガス施設会社の不良材料の使用なども事故発生に一役買っている。
ガスはいつからか、我が社会においてなくてはならないエネルギーになってしまった。 大気汚染など環境問題が社会的イシューに登場した中、クリーン燃料として脚光を浴びていて利用するのに便利に食べ物の調理はもちろん、暖房用などで韓国の生活に広範に利用されている。
でも安全を疎かにしていては爆発など、大きな事故によって人命はもちろん財産上の被害が莫大だことができる。 最も重要なのは、使用者らが自ら安全に使用しようとする姿勢だ。 事故がよく私はLPガスをはじめ、都市ガスを使用する人たちみんなが安全を最優先を考えなければならない。
また、私たちの周辺のガス施設物を見ると、長くなって古いものがあまりにも多い。 住宅街や商店街の裏側には束になったガスホースらがごしゃごしゃと放置されているし、安全点検は、後方に下がりがちだ。 関係機関は、このようなものを体系的に整備して持続的な広報を通じて安全意識を持たせる努力が必要だ。
(翻訳:みそっち)
大田アパート爆発被災者補償五里霧中…車の破損も未知数だ
被害規模相当…補償可否莫莫自然災害でなく法的根拠のないものに
責任を問うかどうか決めるが、数週間所要 個人火災保険も加入していない
責任を問うかどうか決めるが、数週間所要 個人火災保険も加入していない
[はたらけミーナ]先月29日、大田(テジョン)東区で発生したガス爆発と疑われる事故被害住民に対する補償の可否が霧の中だ。 31日、事故被災者たちの一部が家に帰るなど、少しずつ現場整理が進行中だが、補償など事項に対する進捗は行われていない。
31日、大田(テジョン)市と大田東区などによると、29日、火災は計4棟のマンションに直接影響を及ぼした。
事故アパートの場合、火災が起きた3階をはじめ、一部を部分の撤去するなど、再施工の必要性も一部取り上げられている。
事故現場近くの車両も2台が大破し、8台が一部損傷を受けるなど10台に被害が発生し、数え切れないほど多くのガラス窓が割れている状態だ。 ここに加えて1人重傷を含めて負傷者も発生した。 正確な把握と集計に時間がかかるが、被害規模が大きいとみられる。
問題は、爆発と火災による有・無形の被害に対する補償が事実上難しいと見られるという点だ。 自然災害ではないために自治体で被害を補償する法的根拠は一切ない。 区の場合、まず早い被害復旧に向けて爆発の衝撃で割れた現場近くのビルの窓ガラスを入れ替え作業に着手した。 しかし、ガラスの入れ替え費用をどう調達して処理するかについては明確な解答がない状況だ。 そのカギは現在、国立科学捜査研究院が捜査中の事故原因の判別である。
市などによると、31日には事故の住宅に対する3次現場鑑識が行われた。 その結果によって都市ガス事業者もしくは事故現場の居住者の責任の是非が現われるが、これを選び出すことは容易ではない。 精密検査結果が出るまで、少なくとも数週間以上の時間がかかるうえ、爆発で建屋内が大半焼けてしまって難航が予想される。
特に現場にいたイ某(59)氏も重傷で病院におり、状況の供述も難しく、責任の所在を明らかにするのに一層困難な状況だ。 事故アパートの場合、建築後30年以上の所に居住者も例外なくほとんどが経済的にも豊かではない、個人保険にも期待できない。
事故アパートのある住民は"みんな苦労して暮らす人たちだから私が知るかぎり個人火災保険に入った人はほとんどないと聞いている"、"このままで、いかなる補償も受けられずに、無念に忘れ去られているのではないか怖い"と話した。
消火の水をかぶり住むところを追われた住人らは近くの教会の好意で宿を得ているがいつまでもそうしていられない事情もあり対策が急がれている。
爆発前のアパートのようすなんですが、壁に沿ってパイプがたくさんありますよね、これがガスの配管です。1973年築で45.79㎡ 13坪ってことですからかなり年季の入った建物ですね。 1973年といえば朴正煕大統領がイケイケバンバンだったころですよ。当時の家庭用燃料は練炭でしたからガスの配管は後付けなんですね。
※水道管じゃありません
ところどころに給湯器の排気管が見えます、これも後付けですよ。建物はこの向こう側にもあってあわせて46世帯が暮らしているそうですが、最近の取引価格というと2400万ウォン~っていうのがありました。安いとおもいますか?