ベトナム戦争は'国家非常事態'ではない
ベトナム戦争はよその国の戦争だったから
ソウル高裁行政4部(チョ・ギョンラン部長判事)は、ベトナム戦争に派兵されたA氏など30人が国家を相手に起こした戦闘手当てなど請求訴訟で、1審と同様で、原告敗訴の判決したと15日明らかにした。
1965∼1973年ベトナム戦争に派兵され、毎月40∼50ドル前後の海外勤務手当てを受けて兵長、下士などとして服務したA氏などは2012年2月、一歩遅れて"軍人報酬法による戦闘勤務手当てをくれ"という訴訟を起こした。
軍人報酬法17条は、'戦時・事変など国家非常事態にいて、戦闘に従事する者に対して、戦闘勤務手当てを支給する'と規定している。 A氏などは自分たちがここに該当すると主張した。
A氏などはまた、米軍に比べて少ない金額を手当てでもらった点を挙げて、"少なくともベトナム戦争に参戦したアメリカ軍人の手当程度の海外勤務手当てを支給せよ"と主張した。 彼らは1人当たり500万ウォンずつ計1億5千万ウォンを請求した。
しかし、1審はベトナム戦争が、戦時や事変、国家非常事態に該当しないと報告、A氏などの請求をすべて棄却した。 ベトナム戦争は他国の戦争で私たちが軍事援助をしたとして国が非常事態に至ったと認められないという理由だ。
A氏などは控訴したが、結果は変わらなかった。 控訴審も"軍人報酬法が軍人に戦闘手当てを支給するのは、国家存立が危険な非常事態で軍人の士気を高めるためのもの"とし、ベトナム戦争が大韓民国の国家非常事態ではないと考えている。
裁判部はまた、"派兵軍人が戦闘の過程で生命・身体の危険を負担する点は、国家非常事態で戦闘に行った軍人たちと似ている"と述べながらも、ベトナム参戦兵士たちは、戦闘手当て支給対象ではないと判断した。
(翻訳:2ちゃん番長)
軍事政権だった朴正煕の時代(1961~)は平和な時代が続いて軍人の昇進が滞っていたのです。朝鮮戦争で活躍したことになっていたぺク将軍や劉載興(ユ・ジェフン)将軍みたいのは軍人から外交官へと転身させてみたりしたのですが、かれらの架空の活躍が国内で話題になってくると、その次の世代あたりの全斗煥みたいのが不満を漏らし始めたのです。
つまり韓国軍は武器を持たずに国連軍の荷役係として参戦していたので、戦場手当ての支給対象では無いというのが政府の判断だったのです。
なにしろ記録がないところで戦ったとか、負傷したという偽証ばかりが出てくるのでその都度支給対象ではないという立場だったのが韓国政府だったのです。
その流れからみると今回の決定は当然だと言えるでしょう。
ちなみに調子に乗った団体がベトナム戦争末期に韓国人救出のためにベトナムまでLST2隻でお迎えに行ったという与太話も韓国政府は、”ベトナム戦争の撤収の終わった時点以降は支給対象ではない”というのが公式決定でしたよね
関連過去カキコ:ベトナム戦争末期に韓国艦船がお迎えに行った?
このような”戦場手当受給詐欺”も韓国ならではの出来事ということでしょうね。
んっ まあね