韓日通貨スワップの規模は500億ドルで?
韓日通貨スワップの規模は500億ドルでどうでしょう?
中国とのスワップ規模が540億ドルですから、500億ドルくらいじゃないと
最終更新日2016年9月27日19時50分
[マネーミーナ]27日、韓国ソウル経済は、企画財政部の関係者という人物の発言を持ち出し日韓通貨スワップの規模が500億ドル(約55兆ウォン)以上の「スーパー通貨スワップ」を締結するという観測が出ていると報じた。
両国は、先月ソウルで開催された財務相会談で通貨スワップ交渉再開に電撃合意している。両国は2001年に初めてスワップを締結した後、30億ドル、100億ドルなど比較的小規模に増やしてきた。一度に500億ドル以上増やしたのは、2011年(530億ドル)一度のみである。 ※菅・野田の時代のこと
さらにここで最近、韓半島の高高度ミサイル防衛システム(THAAD・サード)の配置で、韓国と中国の関係が冷たくなると、慰安婦像移転合意などで、それまでの態度を一変し韓国側から日韓通貨スワップ再開提案してきたのだ。
韓日通貨スワップの規模が最も大きかったときは、2011年の700億ドルであった。それ以前は、130億ドル水準だったが、欧州の財政危機などを勘案して、一度に570億ドルを増やした。30億ドルだった両国の中央銀行スワップが300億ドルから270億ドル増加し、100億ドルであった韓国銀行と日本の財務省の間スワップが400億ドルから300億ドル増えたのだ。以来、李明博前大統領の電撃独島訪問で両国関係が冷たくなった中でひとつずつ順番に満期がやってきてすべてが延長に失敗し、去年2月に完全に消滅した。
12月の米利上げで支払いだけが加速する韓国経済
時期的に微妙な時期に延長の交渉をしなければならない中韓通貨スワップは、中韓間の冷めてしまった現実問題を象徴的に示している。中韓スワップ延長はサードの配備される時期と重なる。中国側がスワップ延長をカードとして使うことを警戒しなければならないわけだ。
中国の戦勝節に出席した朴大統領は、西側陣営として異例のひな壇に登場したがその後浮上したサード配備から中韓関係はギクシャクしている。
造船・海運の危機よりも韓国側が望むのは金融市場への安全弁だと思われる。
既成事実化された米国の12月の利上げ以降の金融・外国為替市場の短期的な混乱が懸念される。しかし、韓国は国際化された通貨とのスワップが事実上一つも無いのが実情である。中国の3600億元は人民元と韓国ウォンの交換システムである。人民元が国際通貨を推進しているが、全世界の支払い市場での比重が1.72%(6月現在、国際銀行間通信協会)で世界6位に過ぎない。
このほか、米ドルの交換システムであるチェンマイ・イニシアティブ(CMIM)の384億ドルがある。しかし、これも、実際の資金を利用するには、多数の加盟国の同意が必要だし、国際通貨基金(IMF)の頭を下げる必要があるなど実効性が低い。
ニホン円と韓国ウォンの通貨スワップでもイイから是非に
ここで現在、韓国と日本で米国ドルを交換するシステムを作成すれば、日本円と韓国ウォンを交換するか交渉を行っているがどのようなものであれ、すべての国際通貨として外国為替市場の混乱期に心強い防波堤になるというのが狙いだ。
韓国経済研究院は、今年の初め「韓国の対GDP比外貨準備高は2014年現在26.1%で、香港(120.4%)、台湾(80.5%)、中国(33.9%)、日本(27.1%)などに比べて低い」と指摘している。
日韓通貨スワップが、中韓関係に及ぼす影響については、意見が分かれる。韓国と日本が相対的に近づくにつれ、サード配置に警戒的な中韓関係がさらに冷たくなることがあるという見解がある一方、むしろ韓中関係がさらに離れることを防ぐことができるという分析もできる。
(資料作成:2ちゃん番長)
ということでしてね、現地通貨っていう通貨スワップしかない韓国側だけがうれしい内容なんですよね。現段階では交渉再開に合意したということなので、まずは1回目の蔵相銀銀会合で次の日程を決めて、小手調べの100億ドル程度から始めて見ることになるんじゃないかなと思いますよ。
これが100年前の”国債償還運動”みたいな国民的運動になっても現実的にはお金が無い状況でしょうから”リングサイド”で韓国沈没を見ることが出来るかもしれません。
韓進海運の荷下ろしの代金1000億ウォン程度さえも立て替えることのできない韓国ですから意外と早い時期に破綻するかもしれませんよ。