「テコンV大勝利」に沸く韓国
韓国国内の玩具類輸入会社がテコンV似のブロック玩具を不法販売してみると
塗るだけでよく効く薬 ありませんか?
31日、法曹界によると、ソウル中央地裁民事208単独のイ・グァンヨン部長判事は株式会社ロボット・テコンブイが玩具類輸入会社の経営者A氏を相手に起こした損害賠償請求訴訟で"4000万ウォンを支給せよ"、テコンブイ側の手を取った。
真似をした面ではテコンVも自由ではないという'足を引っ張る作戦'なわけだ。
A氏は自分が販売した玩具がテコンVと実質的類似性がなく、ブロック玩具の特性上、さまざまな形態で作ることができるという主張も展開したが、裁判部は認めなかった。
裁判部は特に、胸の部分の赤い色パーツの形について "最もよく目に付く特徴で、胸に断絶されていないパーツが刻まれたロボットキャラクターは多くない"、"マジンガーZは、真ん中の部分が途絶えてあり、形態もテコンドーブイとは少し違う"と判断した。
多様な変形組み立て可能性についても、裁判部は"主な組立形態はテコンドーのピースの形と見なければならない"、"主に小学生と見られる消費者が、果たしてロボットがない他の形状を作ることか疑問" と付け加えた。
テコンVは2006年当時、産業資源部が発給した大韓民国ロボット登録証を受け取った最初のロボットでもある。 登録証によると、テコンVは高さ56m、重さ1400tであり、最大時速300kmで走ることができる。 攻撃兵器はテコンドーの動作であり、胴体のVから光子力ビームを撃つことができる。(공격무기는 태권도 동작이며 몸통의 V자에서 광자력 빔을 쏠 수 있다.)
※光子力ビーム:マジンガーZの光子力ビームは目から出る、テコンVには
マジンガーZは1972年に放送された日本TVアニメで人が搭乗して動くロボットの始祖と評価される。 諸元は高さ18mでテコンドーブイの3分の1で、重量は20tに設定されている。 最大時速は360kmだ。
(ソウル/みそっち)
テコンVといえばマジンガーZでもいいんですが、ニホンのよい子はマジンガーZを自宅のカラーテレビで見ていたのに対して、韓国では1975年8月から毎週月曜午後6時の無国籍風吹き替え連続映画となってMBC系で放映されたそうです。
もちろん韓国ではテレビのカラー放送が1980年暮れからだったのですから白黒放送だったんですよ。※当時はニホン文化ダメダメの時代
マジンガーZの放映が成功を収め翌年になると韓国版のテコンVが劇場公開されます。もちろん総天然色カラー作品110分ですから子供たちに大人気になりました。マジンガーZはまだ放映中でしたが黒いパンツに赤いVマークがついたテコンVはソウルっ子に大人気ですよ。やがてマジンガーZの色がテコンVと瓜二つであることがわかるとソウルっ子は混乱に陥ったのです。 まだ韓国人には国内文化に劣等感があった頃ですからね、テコンVはマジンガーZのパクリであることが知れ渡ったわけです。
※当時の韓国のテレビのチャンネルは3つしかない