ちょっ 考試院について知っておこう
韓国うっかり考試院生活⓫
良い考試院選びを知ってみよう
‘考試院’ の入浴事情 相互の共同浴室を提供する考試院もある(アルノカ)
必見、考試院の炊飯生活 ホントは家電を持ち込んじゃダメだからね
[家事ならミーナ]考試院は10万ウォン台から上はに80万ウォン台まである。 考試院だと皆同じような考試院でないという話で、この頃はくすんでいる雰囲気をなくすために相互も‘考試院’よりは‘リビングテル’と同じ用語をたくさん使う。 ※ホテルのテルが語尾につく オフィステル リビングテルなど
時々呼び名が ‘ワンルームマンション’ や紹介する部屋の名前が ‘ワンルーム’ である場合もあるが、これはトイレを含んでいるという意味で、空間の広さとは関係がない。 浴室とトイレが付いたこのような ‘考試院式ワンルーム’ は一般方より最大20万ウォンまで高い。
だが、共同浴室や共同トイレも利用してみればそれほど大きく不便ではないので必ず必要な場合でなければワンルームに対する欲はたたもう。 トイレは衛生状態と24時間温水提供程度だけ確認すれば充分だ。
‘考試院’ 相互で共同浴室を提供する考試院もあるが、他の条件だけ大丈夫ならば肯定的に検討してみよう。
※別の考試院にお湯を借りに行くということ、もちろん湯舟は無くシャワー程度である。
食事提供、ラーメン対10種類のおかず
この頃の考試院はほとんどの常にご飯の入っている電気御飯釜とトースター程度は具備をしている。 ラーメンを提供する考試院もあるが、経験上1式10のおかずを提供すると広告を出す考試院よりいっそラーメンを提供する考試院を選択するほうが良い。
※考試院には食事スペースにはテーブルの上には炊飯器とトースターがある。
10つおかずは直接作ったおかずに付け加えるほどのおかず程度はなるが、ご飯の値が入らないと思えば困る。 考試院が広告文句によく使う ‘家賃の他にお金がかかりません’ という話は事実代表的な誇大広告の一つだ。 食代を除いても基本的な生活費支出は避けられなくて、食代も月10万ウォン以上は考えなければならない。
※考試院で食事を提供するところでは、食事スペースは30人長屋に4人掛けのテーブルが一つあるだけというようなのが多い。冷蔵庫もあるが自分のモノに名前を書いておいてもすぐに無くなる。
快適な室内温度を確認しなさい
冷、暖房もまた、必須だ。 その昔考試院を追憶する私たちの先輩は「夏考試院は考えただけでも息がパタパタと詰まる」と話す。 以前よりは良くなったが相変らず冷、暖房を惜しむ考試院は多い。 冷、暖房が確実なのか必ず尋ねて、入居した後にも部屋が暑くて寒いということを総務に確かに話すべきだ。
※考試院では家賃に電気代も含まれている、それは電気メーターが一つであれば基本料金が1つで済むからである。そのため20坪の床面積に20室(実際には通路があり12室)を薄板一枚で区切ってみたりしている
窓は絶対に選択でない必須
窓の有無やはり非常に重要だ。 窓がある部屋は一般的な内窓、すなわち窓が内側である部屋より高いが、追加金(チップ)を与えても窓は必ずある部屋を選択しなさい。 換気と時間の経過、温度と湿度調節に必須であるためだ。 窓がない考試院は時間がたつのも分かるのが難しくて換気も困って部屋の中の暑さと寒さ、湿度などを調節し難い。
※考試院は寝るところなので寝てしまえばあとは暑さ寒さの問題だけということ。
とても狭くてもならなくて
最後に行き過ぎたように狭い部屋は避けなさい。 考試院は本来狭い。 だが、とうていひとり横になることさえ困って見せる部屋はならない。 よく探してみれば広い程度までは違っても私が生きた部屋より多く小さくない方法探すことができる。 入居私はあらかじめ見回す時とても狭いならばさらに広い部屋はないのか尋ねることが必要だ。
※寝床の横に備え付けの椅子と机がある、収納スペースはほとんど無い、着るものは壁から吊るしておく
部屋を探し当てたとすれば
荷物を最小化しなさい。 学校行く時の荷物と旅行に行く時の荷物に身分証程度取りまとめれば充分だ。2週間も暮らしてみれば必要ない物と意外に必ず必要な物が区分される。 主に必要な物は洗面道具、爪切り、季節服、簡単な化粧品、学業のための教材、携帯電話、コンピュータまたは、ノートブック程度だ。
考試院から家へ物を再び送ることは容易なことではなくて、最小限の荷物を移した後必要な物のリストを作って再び送ることを家に連絡する方がより良い。 家から考試院に物を送るのは難しくないためだ。
※宅配便が玄関までやってくる
荷物を入れたとすればそれを適切に配置する要領が必要だ。 空間が狭いだけ空間活用要領が絶対的なこと. 多くの考試院は壁面に洋服掛けを設置しておいているが、そこに服をかけるのも良いが天井が低くなることで快適さが落ちることもあるし個人的には服を収納できるボックスの使用を推奨する。 すっきりと整理されて取り出して着ることも便利なうえに空間も節約することができる。
(ソウル/みそっち)
考試院といえば、浪人生活でお勉強をするところ~大学生活に通うところ。というイメージでイイと思います。しかし実際は学生が住むばかりじゃなくて、学校に行かなくなった人や卒業したけど就職先が無い人や就職したけど先週辞めた人や何年も仕事をしていない人などが入り混じって暮らしています。
そうして年齢層も10代から上限は果てしなく隣の住人の顔も名前も知らないまま過ごしてゆきます。
もうすこしお金があれば小奇麗なワンルーム(トイレとキッチンが付く)で暮らすわけですが、それは親の援助ということであって、その親たちさえも地方で暮らしているのが精一杯なので、若者のソウル生活はこんなものということになります。
考試院の居室では電気ポットぐらいまでなら良さそうだが頻繁にブレーカーが落ちればやはり居づらくなるしかない ※マグカップヌードルは洗うのが面倒で流行らない
◇ ◇ ◇
再掲載
韓国の炊飯事情㊤
苦学生が自炊をして勉強に励む? 韓国に自炊生活は無かった
男子が厨房に入るなど言語道断 韓国のワンルームには炊事できる設備がない
[くらしのミーナ]ソウル金斗洞のワンルームに住むペさん(34)は上京してからずっと一人暮らしだ、最初は郊外の大学に通うために不便なところでも我慢をしていたが、隣人らとのいざこざに耐えられず逃げ去るように転居を繰り返してきた。
住人らに見つからぬように炊飯器を運び込むと近くのハナロマートで5kgのコメを買って
見よう見まねで炊飯を始めた。用意したおかずはキムチとマグロ(ツナ缶)で準備は万全と見た。
事前に聞いてみた通りの目分量で準備をした彼は部屋に戻ると炊飯器をセットするとスイッチを入れた。
まもなく炊き上がるご飯を思い浮かべながらご飯茶碗の無いことに気がついた彼は炊飯器をそのままにして食器を買いに出かけた。
食器を買うならどのような店だろうか、いろいろ思い浮かべながら何軒かをまわってようやく汁椀などを整えることができた。
部屋に戻った彼は部屋の中が高温で蒸されていることに気がついた。コメを炊くという熱エネルギーが狭い部屋に充満していたのだ。
あいにく彼の住む部屋には窓がなく季節はまもなく初夏ということもあって部屋でそのまま過ごすことはできなかった。
◇ ◇ ◇
韓国の炊飯事情㊥
陰湿ないじめは炊飯器を使うごとに繰り返された、考試院の共用スペースにも居所が無くなるとぺさんはそこを去ることにした。
使ったら洗わなきゃならない
次の考試院は共用スペースこそ広く洗濯機も2台あったが、60人以上も暮らす考試院だった。様々な生活スケジュールを持つ住人がそれぞれ暮らしており、両隣のいない時間を見計らって何度か炊飯した。その時間にわずかなおかずを用意するのである。
共用スペースには簡単な炊事場があり、ガスは自由に使えたが誰もがカップ麺のお湯を沸かす程度で、各居室での炊事は明文化こそされていないが快く思われない雰囲気もあった。
共用スペースにあるものは共用である。これが考試院の絶対原則であり、うっかり置いておくとすぐに無くなるのである。炊飯器も注意していたが内釜を盗まれたか炊飯器もしばらくそれっきりになった。その後なんとか内釜を取り返すことができた。
彼が炊くご飯は2合で、炊く時間帯にもよるがおよそ1日分である
※考試院では洗濯機も使い放題だが洗剤は各自負担となる。そこに置いてあるものを勝手に使うというのが韓国の常識
5㎏のコメ(韓国では12,000ウォンくらい)
5㎏は33合であるから2週間で完食する。ところが両隣の住人の都合もあって毎日炊くわけにはいかない。そのうちにコメを洗っているとちいさな虫が浮いているのが分かった。
コメに付く虫との長い長いゞ闘いのほんの始まりだった
次回はそのハナシである。
以下次号