3・1運動100周年共同事業はｷﾀ朝鮮抜きで

3・1運動の共同事業議論提案　北朝鮮は無視

韓国政府は昨年12月初め北朝鮮に3・1節共同事業提案

1ヶ月以上も無返答　南北首脳共感した3・1節共同事業に支障懸念

［ソウルミーナ］韓国政府の当局者は、昨年12月初めに、3・1運動100周年共同事業を南北が共同で進めるための協議を提案したが、北朝鮮側が一ヶ月以上も、応じていないと23日、伝えた。 

3・1運動100周年共同事業は、ムン・ジェイン大統領とキム・ジョンウン、北朝鮮国務委員長が昨年9月の平壌共同宣言で合意した事項である。

これ以前に韓国側では、昨年7月に大統領直属で「3・1運動と大韓民国臨時政府樹立100周年記念事業推進委員会」を構成して事業を構想してきた。この当局者は「北朝鮮に南北が共同で行うことができる様々な事業を提案しておいた状態だが、北側の答えが遅れている」と述べた。

3・1運動とそれによって誕生した臨時政府の南北間の認識の違いのためとの観測もある。ホンミン統一研究院北朝鮮研究室長は「北朝鮮は金日成の抗日革命闘争を歴史的根幹としており、3・1運動などその他の抗日闘争は認めていない」とし「北朝鮮が南側の提案に応じないのは当然だ」と評価した。

キム最高主席が9月平壌宣言で合意したことについても、「中国などでの臨時政府の活動について、南北共同学術会議を開く程度を念頭に置いた程度だろうと思う」とし「これまでの韓国側の体制宣伝と知られている大規模な3・1運動共同事業に北朝鮮が応じる可能性は極めて低い」と付け加えた。

（ソウル/みそっち）

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そうですか、体制の違いってたいへんですね（棒）