物流倉庫建設現場で火事
あの物流倉庫惨事犠牲者15人だけ身元確認
昨日の物流倉庫の火事は計48人の死傷者 (黒焦げ38人、重症10人)
黒焦げ遺体はウラオモテも分からず身元確認が難航
昨日の午後1時半に発生した利川物流倉庫新築工事現場の火災は午後6時40分になってようやく鎮火しました。
当時、現場には9つの下請け企業から合計78人の労働者が勤務していたことになっており、昨日の夜8時半基準で人命被害は死亡38人、負傷10人と集計された。
警察と消防当局は、ウレタンの作業をしていた地下2階で炎が始まったものと見ています。
【ソ・スンヒョン/京畿利川消防署長:推定では、ウレタン作業に起因して爆発的に燃焼が起こりました。地上階にも有毒ガスが上がってきて倒れたものと推定さドゥェゴヨ]
しかし実際の死亡者のうち、半数近い18人の建物の2階から発見された。
爆発があまりにも激しいうえ火が一瞬のうちに広がり、建物の中での作業途中まだ避難てきなかった労働者が死亡したことで推定される。
ヨクヤキの遺体の損傷がひどくて肉眼で確認不可 名簿を確認した遺族は悶絶
この物流倉庫の火災で死亡した38人のうち15人の身元が確認された。
事故当時の出勤者名簿と公開された死亡者の身元は、遺族だけが確認できるように別途の空間に掲示された。
死亡者の遺体は、京畿道(キョンギド)医療院や利川(イチョン)病院など、利川地域の7つの病院に分散安置されたが、大半の遺体が損傷した程度が激しく、遺族が身元を把握するのが難しい状態だ。
一方、消防当局は、火災発生から5時間あまり経った同日午後6時42分ごろから、消火作業を行った後、人命捜索を行う一方、重装備を動員し、残骸の下や床に残った残火を除去する作業を行っている。
当初、消防当局は、同日出勤した78人のうち、所在把握が終わった29人と死傷者と確認された48人のほか、1人の所在が確認されないと発表したが、これは名簿の収集過程で重複人員が生じたため発生したミスであることが確認された。
しかし、当局は、未発見の死者がいるかどうかを確認するため、徹夜で捜索作業を続ける方針だ。
韓国の建設工事現場作業員はわずかな例外もなく、すべてが日雇い労働者となっています。彼らは仕事のある日は朝早くから手配師のワゴンに乗るために行列を作ります。
※重機やダンプの運転手も自営業扱いの日雇いとなっている。
彼らの毎朝の集合場所は南九老駅5番出口と呼ばれ、毎朝4時から並ぶんだとか。
「日雇い労働者」とは、1日単位で雇用されたり、労働日に応じて日当(所定1日間の労働時間について労働と引き換えに支払われる賃金をいう)形式の賃金を支給される労働者として、その日の労働が完了したら、労働関係が終了して継続雇用が保障されていない労働者を指します。
お迎えのワゴン車は運転手の自家用車であり、運転だけを担当する彼もまた日雇いである。朝の送迎が終わると別の運転の仕事をすることが多い。
韓国の建設現場作業員はその都度雇用契約を結ぶので、毎日更新される「今日の新規雇用者数」にカウントされるので韓国の雇用景気を華やかに見せる効果が高い。
もちろん十分な身元確認や雇用契約などが結ばれるわけではなく、身元を隠したい犯罪逃亡者や指名手配犯が適当な名前をでっち上げて現場作業に加わることも多い。
仕事を探す方がそうだから、雇う側もあれこれと詮索しないのがソウルのルールである。