治療期間を短縮し、病床回転率を高めるぜ
深刻な病床不足の決め手が出た
「病床-医療陣の拡充に集中する時」VS「治療期間を5日減らして回転率高める」
検査のやりすぎが韓国の病床不足の原因? 今は重症者の治療に集中・・・
公共病院の病床を増やすだけでは病床不足問題を解決しにくくなると、入院患者の回転を速めることで実質的な病床数を増やそうというものだ。
▲治療中に相次いで患者が亡くなった空きベッド
14日、保健福祉部(福祉部)によると、重度病床の不足が深刻なことを受け、福祉部は現在のコロナ専門病床を運営している国立中央医療院、中央報勲病院など公共病院で重度病床の治療期間を従来の20~25日だったものから、15~20日へと5日ほど短縮することを決めた。
病状が好転した重症患者を準集中治療病床に移し、重症病床滞在期間を減らすということだ。このようにすれば、重症病床の回転率を20%ほど高めることができるというのが福祉部の説明だ。
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一方、14日から3週間コロナ疑いの症状がなくても誰でも無料で検査を受けることができる。中央防疫対策本部は来月3日までの3週間を「集中検査期間」に定め、首都圏150箇所が設置され、一時的選別診療所を介して無料先制検査を実施している。
この、首都圏臨時選別検査所の設置を通じた診断検査の拡大が、病床不足を加速化するしかない懸念も出ている。 検査の拡大による確定診断者がさらに多く出るしかないからだ。
さらに、無症候者は伝播確率が有症候者の4分の1程度と知られている点を考慮すれば、現時点で検査拡大より重症患者の管理にもっと集中しなければならないという指摘も多い。 軽症または無症候者が重症に悪化する可能性は低いという判断だ。
ソウル大学ボラメ病院感染内科のバン·ジファン教授は「検査を拡大して多くの確定患者を見つけ出せば、これらを管理するのに社会的費用がそれだけかかる」とし「現在のような危機状況では医療体系の崩壊を早めることになる」と述べた。 診断検査や疫学調査に投入される人員などの資源を減らし、ベッドや医療チームの拡充にさらに集中しなければならないという意味だ。
政府の方針どおり、検査と隔離を拡大しても、優先順位を決めて効率的に行うべきだという指摘も出ている。 翰林大城心(ソンシム)病院感染内科のイ·ジェガプ教授は「集団発病の危険性が高い所に検査力量を集中しなければならない状況」とし「無症候者を探すのは危機状況を脱した後、残りの火を消す作業」と話した。
迅速抗原検査の精度が遺伝子増幅検査(PCR)より低いため、一般人を対象にした確定判定にこれを使うのは不適切だという指摘もある。 高麗大九老病院感染内科のキム·ウジュ教授は、「迅速抗原検査で偽陰性または偽陽性判定の割合が高くなれば、現場での混乱を増大させるだけだ」と指摘した。
韓国基準では、検査万能・ドライブスルー万歳というのが合言葉だったんですが、こうにも隔離対象者が増えてみると病床不足が手に負えないので、検査も減らしたらどうか。という声まで出てきているんですね。
これって、検査を増やせと言っていたニホンのメディアはどんな反応をするのかな?
やっぱり無料で検査集中期間なんていうのがニュースになりそうですね。
WHOによれば新コロ発症から10日以上経過した後、3日以上の症状なければ隔離解除することができる。米国は発熱好転後3日以上経って呼吸器症状が好転して症状の発生が10日以上経過隔離解除を可能にしている。オーストラリアも急性症状が好転した後、72時間以上が過ぎ、症状発生の日から10日以上経過したら隔離解除する。
ニホンでも6月には、このような指針を出しています。
新型コロナウイルス感染症の有症状患者について、これまで「発症日から14日間経過し、かつ、症状軽快から72時間経過した場合に退院可能」としてきたが、最新の知見を踏まえて、「発症日から10日間経過し、かつ、症状軽快から72時間経過した場合に退院可能」と改める
この辺は治っちゃうひとのハナシですが、重症化した場合は国によってそれぞれなんですね。そして、重症患者用病床がどうしても足りない韓国では、重症患者の回転率を上げる決定をしたということです。
ええ、もちろん死んじゃえば病室が空くということも忘れちゃいけません。死んじゃえば治療費もかかりませんし、お医者さんも一息つけますからね。 なによりも回転率を上げたいのなら良い韓国人ですよ。 ふへへ