患者急増にセルフ在宅治療導入へ
確定する患者は今後10日間で3万→17万人に予測
増える患者に集中管理群だけが医療機関のモニタリング…それさえ回数を減らす
一般患者の疫学調査は確定診断者に直接任せる方式に
[ソウルミーナ]政府が確定患者規模予想値を10日余りで3万人から17万人に修正すると同時に「セルフ在宅治療」を導入することにした。
オミクロンの変異、拡散傾向の予測に失敗し、政策混乱を招いたという批判から自由ではない様子だ。
8日、中央災害安全対策本部によると、前日から在宅治療で割り当てられた人員のうち、集中管理群のみ医療機関のモニタリングを続け、残りの一般管理群は自ら健康状態をチェックする体系を実施した。
集中管理群は60歳以上または飲用剤処方対象である50歳以上の高危険群·基底疾患者だ。 一方で一般管理群は自ら管理し、必要なら非対面診療または相談を受けることになる。
確定患者の規模が予想よりはるかに大きくなり、在宅治療の管理が可能な範囲の限界に達したためだ。 従来の体系では限界値は15万人ぐらいだったが、前日午前0時基準の在宅治療患者数は14万6445人まで増えすでにお手上げ状態だ。
同時に疫学調査も確定診断者に直接任せる方式に変えた。 これまでは保健所が動線や接触者などを調査したが、これからは確認者が直接記入しなければならない。 確定者の規模が疫学調査の力量を超えているための措置と見られる。
特に今回の政策修正は、モニタリングの回数を減らし、管理可能な患者数を増やす措置を取ってから4日後に再び行われたところに注目する。 政府はこの3日に、60歳以上の高危険群のモニタリング回数を1日3回から2回へ、60歳未満は2回から1回へ減らすなどの措置を施行し、管理可能範囲を11万人から15万人へ増やしたばかりだ。
こうした状況変化は、言い換えれば、確定者規模の拡大予測に失敗したのものだ。
チョン·ウンギョン疾病管理庁長は前日のブリーフィングで「疾病庁と国内外の多くの専門家のコロナ19発生予測結果によると、高い伝播力を見せるオミクロン変異の影響で2月末ごろには国内の確定者が13万人から17万人水準まで発生するものと予想される」と予想した。
これより先の先月25日、ソン·ヨンレ中央事故収拾本部社会戦略班長はCBSラジオ「キム·ヒョンジョンのニュースショー」とのインタビューで「オミクロン変異はデルタ変異よりは拡散速度が2~3倍速いため、確定者の増加は避けられない」とし「毎日2万~3万人またはそれ以上も可能だろう」と見通した。 12日ぶりに予想値が5倍以上膨らんだのである。
すでに当時も、医療界では政府よりさらに大規模な予想値を出していた。 翰林(ハンリム)大江南誠心(カンナム·ソンシム)病院感染内科のイ·ジェガプ教授は、2月末~3月初めに9万人まで出、3月には20万人まで増えるという研究結果を紹介した。
今回の方向修正は、オミクロン変異の重症化率と致命率が低いため可能な選択だった。 オミクロン変異の致命率は0.16%でデルタ変異の1/5水準であり、重症化率も1/3水準と分析される。
ソン班長は前日のブリーフィングで「初期確定者を中心に観察した結果、重症患者はおよそ0.4%前後の発生率を見せている」とし「確定者が1日10万人程度ずつ20日以上発生しても、現在の医療体系の余力で対応が可能だ」と説明した。
感染者が増えた+オミクロンは症状が軽い=感染者はセルフ在宅治療 っと
つまり医療放棄ということですね。そりゃたしかに死亡者は減っているし重症者も減ってるんですよ。
それよりびっくりしたのが隔離解除者が13万人(もう訂正済み)も出たことです。これって隔離対象だった感染者+濃厚接触者を自己申告式の自家隔離措置ということなのです。隔離解除者には感染力が無いっていうのが政府の見解で、PCR検査が必要って言うのが医療界のご意見だそうですよ。もう医療界の忠告なんて聞かないみたいです。それほどまで病床不足とPCR検査バラマキの副作用が出てきているということなのです。