それっ ソウル駅じゃホームレスが殺到
ソウル駅前で奇襲クリスマスプレゼント
靴下と1万ウォンのプレゼントにホームレスら30人以上が殺到
ウリスト教関係者によるクリスマスプレゼントは刑札の解散指示で5分で終了
騒ぎが起きたのは昨日(22日)午後12時45分ごろで、ソウル駅広場でウリスト教会関係者と推定される女性3人がホームレスに現金1万ウォン札1枚ずつと靴下を配ったところ、あっという間に20~30人が集まったと南大門警察署は発表しました。
パトロール中だったソウル駅交番警察は、新コロ感染の危険性について警告し、解散を要請したため、5分ほどで「現金分かち合い」は終了しました。
警察の関係者によると、「女性たちが『クリスマスなので現金と靴下を配ったのだ』と答えた」とし、「ウリスト教会がボランティア活動に出たものと見られる」と説明しています。
ソウル駅周辺はホームレスがとても多いですが、地下通路のひとつをホームレスに開放しているため、駅の階段とかにたくさんいたホームレスはあまり見かけないと言う人もいます。さて、ホームレスが夜の寒さを避けることができるよう、ソウル市が運営してきた寒波緊急避難所も、社会的距離を置くとして収容人員が半分に減りました。
半分に減れば別のところに行くしかないわけで、地下通路のあるところならどこでも寝ている人がいるし、段ボールハウスを見かけることができます。
無償給食を提供するところ減り、彼らがどうやって暮らしているのかはよくわかりません。
ホームレスだってコロナ検査が受けたい
去る20日午後2時ごろ、ソウル中区保健所から警察に支援要請がありました。
ある人物が19日にソウル駅の臨時選別診療所で2度にわたり匿名検査を受け、翌日確定判定を受けました。保健所がこの確定者に通報の電話をしたところ、本人は検査したことがないと返事がありました。
くわしく確認したところ、この確定診断者が、検査当時、知人の電話番号を記載していたことがわかりました。
臨時選別診療所で受けられる匿名検査は、積極的な検査を誘導するため、個人情報のうち携帯電話番号だけ提示すれば、誰でも検査を受けることができるようになっています。
電話を受けた男性は、「ソウル駅のホームレスが自分の番号を書いたようだ」と言うと、警察は直ちに捜索に入りソウル駅広場や地下道など駅一帯を捜索して、通報があってから約4時間後にようやくこの男性を広場の近くで発見しました。
ホームレスは入院した病院から無条件に退院
ホームレスたちもコロナ19の局面で治療の死角地帯に置かれている。 ソウル市内の病院級以上の医療施設283ヵ所のうちのホームレスがまともに治療を受けることができる所はたった6ヵ所に過ぎなかったが、それさえもコロナ19の専門病院に変わった。 事実上最後の砦だったソウル市立東部病院まで、最近になり専門病院に転換されながら、ホームレスたちが、まともな医療サービスを享受できる病院はもうひとつもない。
30代半ばのホームレスのアン某氏は最近、入院中だった東部病院から追い出されるように出た。 ソウル市が東部病院を新コロの専門病院に指定するため、重患者ではない患者を退院させたためだ。 人工股関節手術を終えてリハビリを受けていたアンさんは "移っていくことができる病院も無く、頭ごなしに退院することになった"、ため息をついた。
新コロの事態で自治体が運営する応急待避所などが縮小運営され、持病のあるホームレスたちは体を横に出来るところも見つかっていない。
そんなソウルですね