あの国際会議ピョンヤンP4Gは失敗 - minaQのつぶやき 네토미나

失敗だった韓国主催の38ヶ国出席P4Gサミット

今年5月のP4Gソウルサミットは気候対応先導国家英･独など7カ国が署名拒否だった
国際会議に予算158億ウォン使ったが冷遇…。「外交惨事」

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［ソウルNOW］今年5月末環境問題を話し合う韓国が主導した「P4Gソウル宣言文」に対して英国とフランス、ドイツ、カナダなど7カ国と国連を含む国際機関の相当数が「内容が期待に及ばない」などの理由で参加を拒否していたことが18日、確認された。

「P4G会議を通じ、気候変動への対応を先導した」という政府の自画自賛とは違い、実際、国際舞台では環境外交惨事が起きたわけだ。

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イム･ミジャ国民の力党議員が外交部と環境部から提出を受けた答弁によると、韓国政府が今年5月30～31日、P4Gソウル首脳会議を控え、行事に参加した計45カ国の国際機関に「ソウル宣言文」への参加を要請したという。外交部が5月11日、21日、27日の3度、各国に草案と修正案、最終案を送った。しかし英国、ドイツ、フランス、カナダ、アルゼンチン、メキシコとEU（欧州連合）の7カ国は「参加しない」と韓国政府に通報した。

また国連と国連開発計画(UNDP)、国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)、生物多様性条約(CBD)など9つの国際機関も「参加意思を表明できない」と述べた。これに対し、ソウル宣言文は米国や中国、ニホン、インドネシア、ネパールなど39カ国とP4Gメンバー団体のグローバルグリーン成長研究所（GGGI）など12の国際機関が参加するのに止まった。主要国の首脳や国際機関の首長らが、行事に参加しても宣言文への参加を拒否した異例の出来事が起きたのだ。これに対し外交部は「多くの国際機関は"ソウル宣言文の趣旨には共感するが、内部規定上明示的に参加できなかった」と了解を求めたことがあった」と明らかにした。

ソウル宣言文には△気候危機の深刻さについての強調、△パリ協定の履行と持続可能な目標の達成、△再生可能エネルギーの拡大など、炭素削減の努力が盛り込まれている。しかし炭素削減論議を主導してきた欧州など主要国は「内容は期待に及ばない」という反応だったという。政府関係者は「一部の国は『われわれが追求する気候変動の目標がより高いため、参加しない』と明らかにしたと聞いている」と述べた。

一部の国は「P4Gソウル宣言文に参加すればG7（主要7カ国）レベルの炭素削減動力が弱まる可能性がある」という理由も聞いたという。 P4G直後の6月11~13日、イギリスのコーンウォールで開かれたG7首脳会議では発展途上国の気候変動財源として毎年1000億ドル（約116兆ウォン）を支援する案を再確認するのをはじめ、いっそう強い炭素削減行動目標が提示された。こうした状況で各国が「中身」のない宣言文に背を向けた可能性もあるという話だ。イム･ミジャ議員は「政府はP4Gで気候対応先導国家になったと言ったが、実情は主要国から徹底的にそっぽを向かれた'外交惨事'だった」とし「中身のある炭素削減努力よりは国民への広報と自画自賛に汲々とした結果」と述べた。

しかし、政府は成果だけを広報した。チョン·ウィヨン外交部長官は6月1日、P4G首脳会議事後ブリーフィングで「国際社会はソウル宣言文に主要先進国と発展途上国がすべて参加したことに対して非常に特別な意味を付与している」と述べた。ハン·ジョンエ環境部長官も「炭素中立実現に向けた強化された気候環境行動案を国際社会に約束した」と述べた。主要国がソウル宣言文を冷遇したことを除いて、自賛を続けたのだ。

キム·サンヒョプKAIST教授はこれに対し「私たちが国際社会に信頼を与えることができなかったために発生した」とし「果敢に実現可能な温室ガス削減案を出してこそ韓国に対する信頼が回復する」と述べた。キム·ジュジン気候ソリューション代表も「ソウル宣言文で"石炭の発電をいつまでに終わらせる"というなど具体的な炭素削減目標が足りなかった」と述べた。イム議員が確保した「P4G首脳会議準備企画団の予算現況」によると、P4Gサミットを開催するのに計158億ウォンの予算が投入されたという。このうち、広報費が35億6000万ウォン、文化公演費が13億6000万ウォンだった。

（ソウル/みそっち）

あのオープニング画像が平壌だったP4G国際会議は、ちょうどワクチン確保の失敗が国内世論で叩かれていた5月末の時期に韓国が主導する国際会議ってことで盛んに宣伝したあれですよ。しかもその直後には韓国が招待されたG7会議もあったわけで事実上のG8参加国なんてホルホルしていた時期の出来事でしたね。