釜山のよく燃えた火事をよく見てみる
比較してみた、右側写真付近からの360°ビューはこちら http://kko.to/6l2oyvCYw9
火災があった釜山西面ベルヴィルはオフィステルと紹介されたり、駐車タワーと呼ばれたりしています。もちろん建物の外観を見ても分かるように2つの用途の建物がひとつになっているようです。
たくさんの居住者が住む大惨事にも成りかねなかったオフィステルの火事と呼ばれるより、高層駐車タワービルの火災と呼んだ方が「なぁ～～んだ駐車ビルの火事かぁ」と安堵できるので建物の用途としての呼び名を使い分けているのです。500室以上も分譲されたビルの1階部分にコンビニもあり、現在でも2～30社の企業が入居していたりする雑居感のある建物となっています。
オフィステル(Officetel)って何ね
韓国で多く見られるオフィステル(Officetel)として建設された釜山西面ベルヴィルはオフィスとホテルを合わせた名称の建築物で、住宅の建設や認可や安全面では多くの法律が適用されるが、オフィスの入居目的の雑居ビルの場合はそうした制限が緩いことが多い。韓国の国内住宅法で「準住宅」に分類される住宅以外の建築物とその付属土地を住居施設として利用した施設などを言い、これを住宅の加入する保険を英語圏の用語で建物の用途に分けた場合に、仕事をしながら居住( Studio Apartment)もできるようにした家の一種だと説明されることもあるが、実態として入居者が寝起きすることを目的とした明らかに居住目的で賃貸される韓国特有の狭小住宅を表わす表現の一種だと見ることが出来る。
最近では大統領令である住宅法施行令に準住宅の範囲と種類を定め公然とオフィステルという用語を使用している。
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燃えたのは外壁だけ、駐車タワー内のクルマは無事
釜田洞オフィステル火災惨事
9日午前6時半ごろ、釜山釜田洞にある23階のオフィステルビルの駐車タワーで原因が確認されていない火事が発生した。
消防当局は対応2段階を発令し、大きな火を消したが、駐車タワーの外装材についた火が火砕流のように流れ落ち、すぐ隣の2階建て商店街の建物1軒も燃えた。
煙を吸った30人余りは幸い大けがをせず、6人は病院に運ばれたが、軽傷と集計された。消防当局は約6時間で火を消し、対応段階を解除した。火災が発生した駐車タワーの外装材は火災に脆弱なドライビット材質であることが確認された。
10日にも、合同鑑識を行い、正確な火災原因を調べる計画。
翌日だょ
釜山消防本部が9日未明、西面で発生したオフィステル駐車タワー火災は建物外部低層部から始まったと10日明らかにした。 速い速度で燃焼が進行したのは、前日言及したドライビット工法ではなく、アルミニウムパネルを付着するのに使われた接着剤のためだと訂正した。
同日、釜山消防本部と国立科学捜査研究所、釜山警察庁、電気安全公社は火災現場で合同鑑識を行った後、このように明らかにした。 発火原因の把握には30日ほどかかるものと予想される。
釜山消防災難本部のパク·ヒゴン火災調査係長は「駐車タワー内部は被害がない状態であり、車両にも火がついていない」とし「建物外部地上1階から火が始まり23階まで広がったことを見ると、外部地上で火災が始まったと推定する」と述べた。 発火地点は駐車タワーと火が燃え移った隣の商店ビルの間の空間でエアコン室外機など積載物とゴミなどが積まれていたという。
この路地の先に発火場所がある
360°ビューはこちら http://kko.to/rqNTy7cIh8
建物の外壁はドライビット工法の発泡スチロールではなく、アルミニウム複合パネルで確認された。 アルミニウムは消防法上、難燃1級素材だが、パネルを付着するために使われた接着剤が可燃性素材であるため、炎が急速に拡散したものと見られるという説明だ。
2020年蔚山住商複合火災、2010年釜山海雲台Wアパート火災でもアルミニウム複合パネルの中の接着剤が急速な炎拡散原因として名指しされた経緯がある。 国内法上、2010年以降、建物の外装材は難燃性素材にしなければならないが、接着剤と関連した規制はない。
ちょうどオフィステル部分の物件取引の詳細があったので紹介してみる。
所在地： ５２５−6 Bujeon-dong, Busanjin-gu, Busan, 韓国
15坪タイプワンルーム 11階 500/45 敷金500万ウォン 月々45000ウォンってこと
東京にはこんな大きなビル無いよね 見たことないし。
