天安艦 あっちの報道を振り返る⑤
遺族たち“軍発表信じられなくて自らの資料収集…疑惑40種類” | |
“‘死骸正常’軍発表とは違い目・鼻・耳で血”
戦死者認定要求にも政府は留保的態度 2010-04-20
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20日犠牲者家族らの話を総合すれば、天安(チョナン)艦で発見された38人の将兵らの死骸が完全だという国防部発表とは違い一部死骸は火傷をしたり頬骨骨折などで状態が良くなかったという。 天安(チョナン)艦艦尾引き揚げと死骸収拾に参加したある犠牲者家族は“生存将兵らは‘1次は外部爆発があったし続いてガスタービン室がさく烈した’と聞いたと証言した、画像者などがこの時、発生したと見られる”と話した。 この犠牲者家族は“普段将兵らは爆発が起きればうずくまって座って耳をふさぐ訓練をするが、死骸の中で一部はこのようにうずくまって座った状態で発見されたし、後部操舵室で発見された3人の中には後部操舵室に連結された76mm砲のハッチを開こうとしたがハッチに指が挟まった状態であった”と伝えた。
彼は引き続き“事故当時生きようと地団駄を踏んだ将兵ら考えに胸が痛かった”として“10人余りは船に水が満ちて溺死と見えたし、残り死骸らは水の外に出てきた時圧力のために目と鼻、耳で血が流れ出た姿だった”と話した。
犠牲者家族らは二度にかけた国防部の調査結果発表にもかかわらず、事故原因と関連した疑惑をおさめられずにいる。 家族協議会のある関係者は“国防部の釈然としない初期解明のために家族らは天安(チョナン)艦沈没と関連して今まで自主的に数百種類余りの資料を収集しておいた”と話した。 イ・ジョングク失踪者家族協議会代表も去る18日ブリーフィングで“私たちが蓄積した資料を土台にした時大きく40種類の疑惑がある”と話して、軍当局の調査内容により家族らのまた他の問題提起が続く可能性があることを表わした。
艦尾内部を見回したある家族は“船内に入ってみると時計が全部同じように9時21分58秒ぐらいに止まられていた”として“沈没した後にも時計が動くなど多少差があるようも一ケ所誰かあらかじめ合わせたことでないかという疑いを持つほどであった”と話した。
犠牲者家族らはまた、戦死者認定など犠牲将兵らの名誉認定を軍当局に強力に要求している。 京畿(キョンギ)平沢市(ピョンテクシ)海軍第2艦隊司令部はこの日家族らに犠牲将兵らの写真を受けて遺影像を作るなど本格的な葬式準備に入った。 しかし家族らは“海軍参謀総長が‘下士官アパートから出て行くのを心配せずに生涯を生きなさい’で話したが、他の家族らの夫が毎日出勤するアパートでどのように暮らすことができるか”として具体的で現実的な優遇を要求した。 現在の犠牲者らの優遇水準は確定しなかったけれど、イ・ジョングク代表は“味方戦艦が攻撃を受けたらそれは戦闘状況が合う”として戦死者認定可否に対する政府側の明確な態度表明を要求している。