まるで独裁者のような謎のポスターがあちこちに

ナチ帽子-サムネクタイMB風刺の絵、処罰されるだろうか

バス停留場案内板にかかったMB風刺の絵に対して警察が捜査に着手した。

昨年G20行事期間の間起きた俗称‘ネズミ壁書’事件に続き国家元首を風刺した絵・写真が果たして刑事処罰対象になるのかもう一度論議がおきるものと見られる。

去年のネズ大酋長のお絵かきに続くのか

ソウル、鍾路（チョンノ）警察署はバス停留場にかかったMB風刺の絵を置いて侮辱罪の疑惑を置いて捜査に着手したと9日明らかにした。

該当の絵は鍾路（チョンノ）2が、中央バス専用車路案内板に上げられたことで青色で色塗りされたイ・ミョンバク大統領がナチムニョンが描かれた帽子をかぶっていて、シャベルが描かれたネクタイを着用したまま一つの手を必ず握っている姿だ。この絵は8日一日中関わっていたし廟洞（ミョドン）の工事現場にも同じ絵がかかったと分かった。

捜査に着手した警察はまだこの絵を誰が、どんな経緯で描いたかに対しては把握できないと知らされた。

一方大統領に対する風刺の絵に警察が捜査に入るということによって昨年論議になった‘ネズミ壁書’事件の再現ではないかという批判が出ている。昨年にはG20行事期間の時広報ポスターにネズミを書き込んだ張り紙を描いて掲示した大学講師パク・ジョンス氏は結局起訴されたし、去る10月大法院で罰金200万ウォンを確定宣告受けた。

これと関連して大法院は“国家政策に対する自由な討論と批判は当然許されなければならないことだが、一定の公務上機能の遂行のために設置された物をすべての人々が願い次第使ったり任意に変形させることができるならば、物的側面での公務執行はこれ以上存在できなくなる”として“これはその行為が芸術または、風刺の名前で成り立つという理由だけで必ず別に見ることはできない”と判決理由を明らかにしたことがある。