困った、珍島体育館の大量の毛布類
うっとりする”韓国型不信社会”
引き取り手のない救援物資は勝手に処分できない、最後には送り主に送り返すしかないかも
[ニュースミーナ]遭難現場に近い珍島室内体育館が遭難者の関係者に解放されたのは事故当日の先月16日でした。初期救助体制の混乱もあって捜索が長期化することが予想されると、大統領をはじめ首相クラスの閣僚も次々を応援に駆けつけましたが事故の拡大となった原因や未熟な対応の責任が政府にもあることから対立が高まり一時は険悪なムードの漂う修羅場ともなりました。
珍島郡庁でも総合体育館で予定されていたすべての行事をキャンセルして支援してきたが、この一ヶ月間の概算損失は予定されていた体育館使用料のほか電気水道代などで2億4千万ウォンほどにもなることがわかった、これは総合体育館の所轄は郡庁だが実際の管理責任は施設管理公社となるため無償使用には応じられないとする主張があるためだ。
郡では特別補正予算を組み補填する計画で費用の一部負担を国に求める考えだが応分の負担を求めるには慎重な声も聞かれている。
さらに問題が深刻化しているのが大量の支援物資だ、ボランティアによるとこれまで集められた支援物資は69万件あまりだがそのうち10万個あまりが使用されすに保管されているという。また未分類のままの支援物資も多く、最終的にはかなりのものが使われずに処分することになるだろうという。
▲未発見とされる行方不明者は昨日現在で27人といわれているが珍島体育館の特設待機所でも空席ばかりが目立つようになってきた。
現場近くに戻ってくる関係者のために毛布類などはそのままにされてきたが先週までにボランティアの手により一部が撤去されている。
主のいなくなった寝具をボランティアたちが片付けている、最盛期には500人を超えた遺族関係者も今では遺体未発見の家族ら数十人が残っているだけだという。
▲遺体確認のために収容先となる珍島総合病院から遺体の特徴の連絡が来るまでの間、こうして待機している。
いずれ解決するはずの被害者家族待機所の運営もその時期がいつまで続くのかということで珍島郡関係者も頭を悩ませている。
現地災害対策本部が支援したのは毛布類など300点だがその後搬入された寝具類がどれだけあるのか集計されていないのが現状だ。これらの処分について言及するのはまだ時期尚早だが、珍島体育館にはこれらの物資を保管しておくところもなく、かといって国民の支援したものを勝手に処分できることもないため頭を悩ませている。
▲事故からまもなく一ヶ月になるが遺体発見のニュースも途絶えがちとなり珍島体育館の観覧席に陣を置いた報道関係者もそのほとんどが撤収して閑散とした風景を漂わせている。
珍島郡を悩ませているのはこれらの大量の救援物資のやり場のことだと言われている。処分するには問題があり、支援してきた国民の理解の得られる方法で検討していきたいとしている
※ホームレス支援団体が受け入れを表明~国民感情で却下
▲いつのまにか消えた携帯充電スペース、ボランティアによる給食サービスも毎食の混乱もなくなった。
▲2階席は報道関係者が多く居たところだがボランティアの制止にもかかわらず借りたままの寝具類をそのままにして立ち去る光景も見られた。
大型モニターもいずれ撤去されるがそのあとの使い道は不透明なままだ。
荷物をまとめて最後の別れを惜しむ関係者の姿
※もちろん帰りのほうが荷物が多いのが当たり前だったりする
紹介しなかった現地の様子
ボランティア団体で大きな動きがあったようです
物資を組織ぐるみで窃取?+内部対立で乱闘?