中韓首脳会談 キムチ輸出はどうなる
中輸入衛生基準の改正...
「キムチ」中国の輸出の道開かれる?
中国産キムチの国内シェアは80%超、いまさら中国に輸出なんて
[キムチミーナ]去る5月11回目の交渉までの主要な争点で立場の違いを大きく縮めることができず、支持不振だった韓中自由貿易協定(FTA)が訪韓中の習近平中国国家主席と朴槿恵大統領の3日の首脳会談を契機に急速に進むものと見られる。
これによって韓国は鉄鋼などの製造業分野で、中国は農水産物を中心に、すぐに、または10年以内に関税撤廃を求めてきてすれ違ってきた立場が、今月行われる12回目の交渉で合意が導き出される可能性が高まった。
さらに、両国は「キムチ」などの食品分野で優先的に協力することにして、中国が現在の輸入衛生基準を手入れをすれば国内産キムチの対中国輸出の道が大きく開かれる。 また、口蹄疫や鳥インフルエンザ(AI)などについても、両国は、協力を強化することにした。
※キムチ輸出のネックだった中国の輸入衛生基準見直しについては今回議題に上がりませんでした、今月末からの交渉で韓国側が再提案するらしいです。
これまで国内産キムチは、関連する衛生基準などの不備で、中国市場への進出が難しかった。
理由は、中国が韓国産キムチの輸入衛生基準に大腸菌が100gあたり30匹以下でなければならないという自国の漬け野菜の「泡菜」の衛生基準を適用してきたから。 日本やアメリカなどではキムチ輸入時の自然発酵食品である点を勘案して、大腸菌の制限がない国際基準(CODEX)を注いでいる。
※大腸菌は文字通り大腸のなかに生息する菌のこと。
中国が塩と唐辛子、そして水などを沸かして冷やした後、各種の野菜を入れて発酵ㆍ殺菌処理した自国の「包菜」の基準を輸入キムチの衛生基準を維持してきたものだ。 この場合、熱処理なしで自然発酵させたキムチは、作成した直後非病原性大腸菌検出の可能性が高く、輸出が不可能になる。
両国が食品分野の交流と協力を強化することにして、中国の関連基準の改正作業に弾みがつくものと予想される。
韓国政府は国内産キムチの中国の輸出が本格化した場合、国内農家は収入の安定の面で大きく助けを得ると見込んでいる。
一方、韓国はキムチ宗主国だが、中国からむしろ、年間1,500億ウォンほどのキムチを輸入している。 韓国政府は、国産キムチの輸出が本格化した2010年以来、中国に関連収入基準の改正を要求してきた。
(翻訳:みそっち)
実はキムチばかりじゃなくコメも中国産が多いんです
政府が国内コメ市場を関税化を介して開放する場合、私たちのコメの中国市場の輸出を推進することが分かった。この場合、キムチに続き、国産米も、中国人の食卓に上がることになると思われる。
※昨年の韓国のコメの生産量423万t
韓国農村経済研究院によると、米国農務省が昨年8月に発表した「世界の穀物需給見通し報告書」を引用して、中国のコメ輸入量が2010年の54万tから2012年に290万tで5.4倍に増加した、昨年は340万tレベルでの輸入が急増した。中国の昨年の米の生産量は1億4千330万t、消費量は1億4千400万tであった。 ※中国は潜在的コメ輸入国?
韓国で消費される工場生産キムチのうち60%が中国産であるが金額ベースでは韓国産の半分にもならない、こうした輸入統計に現れない潜在キムチを含めると70%を超える量が中国から輸入されている。
韓国のキムチメーカーは中国などに生産拠点を移してきており中国産キムチの輸入が一層増加することが見込まれる
中国が韓国産キムチを解禁しても
中国産キムチの輸入のほうがずっと多いよね