麗水万博跡地売れずに借金火だるま
麗水(ヨス)博覧会場、売れて回収されてこそ成功なのに
3回目の敷地売却も流札されそうだ 買い手がいない
観光開発計画も低迷 公益的施設を活用の世論高い
観光開発計画も低迷 公益的施設を活用の世論高い
[エキスポミーナ]麗水世界博覧会閉幕後3番目に行われている敷地売却も流札されるものと見込まれ、博覧会敷地事後の利活用に対する政府の認識および政策的転換が必要だという声が高い。
特に政府が投資した3800億ウォンあまりに対する回収にだけ焦点を合わせた事後活用計画を立てながら、'生きている海、息づく沿岸'という博覧会開催の精神が消え、'麗水(ヨス)博覧会と連携した南海岸観光開発'という当初の計画も、遅々としているという批判が出ている。
11日、全羅南道と麗水市などによると、海洋水産部と2012麗水世界博覧会財団はこの6月末からビック・オー(BIG-O)、エキスポデジタルギャラリーなど、麗水世界博覧会場を買収する事業者を募集している。来る15日まで行われる今回の事業の売却対象は永久施設物である韓国パビリオンやエキスポホールを除いた全ての施設と25万1000平方メートル面積だ。
これに先立ち、博覧会財団はこの2012年9月5日、政府支援委員会で民間投資誘致が決定した後、2度売却を公募した。2012年11月1回目の公開売却に入札参加会社が1社だったが、条件不足で流札され、翌年9月に推進された2次売却では最初から事業者が現れなかった。3番目の行われる今回の事業者募集も書類の締め切りを4日後に控えた同日まで入札意向書を提出した所は一カ所もなくて流札が火を見るより明らかだ。
このように2年以上事後活用が漂流すると、専門家たちと地域社会は当初、政府計画が間違っていたという指摘だ。また、政府が当初の麗水(ヨス)世界博覧会閉幕後核心の存続施設を活用した世界的な海洋複合観光リゾート建設という事後活用基本構想案を掲げているのにもかかわらず'先行投資費用回収'という原則に埋却され、博覧会の開催で具現しようとした'生きている海、息づく沿岸'という博覧会テーマがすっかり消えている状況だ。政府は、民間に敷地と建物の売却を通じて今年まで先に投資した3846億ウォンに対する償還を推進している。
麗水(ヨス)博覧会施設および敷地売却が長期漂流する兆しを見せると、政府では事後活用計画変更のための領域を進めているが、これも大規模アウトレット入店といった容易い'収益構造'探しに焦点が当てられており、地域の中小商人たちを中心に反発が激しくなっている。
このために地域では青少年海洋教育院、複合海洋センターなど公益的な政府施設を通しての麗水(ヨス)世界博覧会の死後、活用計画を要求している。麗水市民事会団体で構成された麗水(ヨス)博覧会の死後、活用の推進委員会も、秋夕を迎え、麗水を訪れる帰省客と観光客を対象に、事後活用の関心を訴えた。
推進委員会は声明を通じて"全世界で800万人が訪れた麗水(ヨス)博覧会精神を尊重し、事後活用が早急に解決できるように政府の先に投資金3846億ウォンを回収せずに、麗水に再投資しなければならないと"と要求した。
専門家たちも、麗水(ヨス)博覧会には公共性があるだけに、今、計画よりもっと多くの施設を存置して公共目的に活用しなければならないという立場だ。
全南発展研究院チョサンピル博士は"政府は先行投資回収にだけに気を使っている一方、民間に売却されたり、長期賃貸になっても、そこで発生した収益は回収ではなく、エキスポに再投資しなければならない"、"また、政府が約束した麗水宣言プロジェクトに対する具体的な支援法の制定などを通じて博覧会後の活用の幅を広げなければならない"と話した。
(翻訳:みそっち)
麗水エキスポから2年がすぎて、あれが一体なんだったのかと聞かれると”800万人が訪れた世界規模の博覧会”だったらしいのですが実質的には110万人程度の集客で、あとは地元の小学生や公務員が複数回並んだことでカウントされた成功だったとなっています。とくに万博終了後に返済するという条件だった国からの支援金がまるまる使い込んだ状態で締めくくりをすることになる麗水市と全難道(誤字ママ)が目論んだ用地売却による地域振興と借金の返済という夢物語が消え去ったことは記憶に新しいですよね。
返さなきゃならないお金は国に3800億ウォン、市と道の予算からは5000億ウォン程度ですが全くアテがなさそうです。そして国は”いつまでも待っていられない、返してもらえないと平●冬季・・”とまでは言ってませんが利息を計算しちゃううぞって脅しをかける勢いですよ。
借金をして万博をしたけどお金が返せない。”借りてるお金はそのまま麗水に投資しなければならない”といった主張がでていますよ。馬鹿じゃね