ロッテワールドは４日間の集中点検
点検の結果次第では臨時使用の取り消しも
落ちてきた金属製カバーで流血、現場には安全要員を集中配備、近寄り禁止の立札も完備、ロッテ側は継続営業の構え
［午後のミーナ］ソウル市は31日、第2ロッテワールド、安全点検を実施した結果"来月4日まで点検を行った後、補完措置をする計画"と明らかにした。
▲落ちたパーツと同じもの、ガラスを固定する支柱の先のカバーらしい
これにロッテグループの関係者は"ガラスの掃除をして装飾品についていた付着物が落下した"とし、"もともとの取り外しできるように設置されたもの"と説明した。
※ガラス越しに手の届くところではないので落下原因は掃除の人のせいじゃないという意見も出てきています。（掃除道具でガラスの向こう側を掃除していたら別の落下物の危険性もあるそうです）
ソウル市は同日午前8時の専門家モニタリング団と関連部署の職員たちを現場に投入させて追加落下危険の有無などを確認する緊急の安全点検を実施した。
▲これはちょうど取れたところのようす、差し込むタイプだそうです。
売場全般を見渡しながら、内部インテリア付着物のうち、落ちそうなものがあるのか、訪問客が利用中に負傷しうる要素があるのかなど、予期できなかった安全危害要因について概観した。
これに対し、ソウル市の関係者は"来週の火曜日4日まで点検を持続する計画"とし、"売場が広すぎて問題点を見ても知らずに通れるために3日間、几帳面にチェックすること"と説明した。
臨時使用承認の取り消しするかどうか判断については"持続点検しなければならないが、キャンセルするかどうか判断まではなく、発見された問題点を総合して補完の通知を降りそうだ"、"現在、ロッテグループでも自主的な点検を指示した状況"と話した。
（翻訳：みそっち）
とっても大きなお店ですよ、そして働いているひとのうちロッテワールドの正社員はワンフロアに2～3人だそうです。また集客施設に義務付けられている避難誘導訓練も一回も実施していないうえに火が出た時の消火設備も配管が未接続だったり避難誘導灯が設置されていなかったり防火扉のところにまで開店の垂れ幕が掛かっていたりとほぼフル装備の状態なんですが、ソウル市は臨時営業許可というかたちで許可を出していたものを点検の結果次第では取り消すこともある、と言っているようです。そうなると大打撃なのはテナントなんですが、そこにいるのは全部派遣の社員ってことで”災害時のマニュアル”なんてものも見たことがないんだとか。
▲ガラスに近づけないように見張っているんだって。その数４０人とか
▲背の低い人が安全要員のひと、ガラスの隙間で固定している
手すりから伸びたアームのカバーが落ちた。
▲吹き抜けの真ん中は立ち入り禁止になっています。
