赤十字社メールス応急救護品の中身
メルス隔離者に下着と、なぜか軍手が緊急支援
[今夜もミーナ]大韓赤十字社(総裁、キムソンジュ)がいい仕事をしても悪口を言われている。 メルス隔離者たちに応急救護品を伝え、台風や地震、洪水のような大型災難で家を失った被災者たちに支給していた生活必需品をそのまま伝えたのが禍根だ。
赤十字は去る12日、ソウル、大田、忠清北道などメルス隔離者466世帯にコメ、副食セット、生活必需品で構成された応急救護品を伝えており、来週には、ソウル地域の1000世帯に追加配信する予定だと明らかにした。
しかし、さまざまな災害被災者用に用意した衛生用品中心だから、自分の家や病院にいるメルス隔離者らにとって'必需品'ではないというのが問題だ。
"病院隔離された女性に男性下着を? むしろ'チキンとビール'送ってほしい"
家庭医学科専門医のカンヨンジュ、光州(クァンジュ)トラウマセンター長は13日、自分のフェイスブックにソウルのある病院で自家隔離中の親戚が赤十字社から受け取った'応急救護品'写真を掲載した。 救護品の中には男女下着セットをはじめ、靴下、歯磨き粉、歯ブラシ、石鹸、タオル、トイレットペーパー、枕など衛生用品や作業用手袋まで入っていた。 男女共用としても病院に入院している若い女性には切実じゃないものだった。
これは国内のある大企業が昨年8月、赤十字社に寄贈した衛生用品セットと似ている。 当時、この企業は、地震や台風、津波のような国際災害で家を失った被災者らのために5人家族が一ヵ月間使える石鹸、ティッシュペーパー、歯磨き粉、タオルなどで構成された衛生用品7千セットと毛布を伝えた。
▲大韓赤十字社の職員がメルス自家隔離者に送る応急救援物資をトラックに積んでいる。
カンヨンジュ氏は"これは被災者用なら、病院に入院して隔離された人に必要な救護物品ではなかった"、"隔離された本当に人たちに必要なことは(病院では簡単に食べられない'チキンとビール'のような)食べ物"と皮肉った。
韓国・世界保健機関(WHO)メルス合同評価団韓国側団長の李鍾九(イ・ジョング)ソウル大学医学部教授は同日、世宗市政府庁舎で開かれた記者会見で"病院中心に進められている伝播性、接触性疾患を災害で管理しているため、不要な誤解や過度な恐怖が起こるらしい"、"メルスを国家災害で管理するには多様な事例が多く、災害水準が他の災難と公平性が合わず、直す必要がある"と指摘した。
メルスに対する過度な恐怖を警戒した言葉だが、メルスを一般の'災難'範疇と見て被災者用の救援物資を送った赤十字社の非現実的な対応も例外ではない。
これに対し、大韓赤十字社広報室関係者は"メルスといった感染病隔離者に見合う応急救護品は他にない"、"先週、ソウル市で急いで支援を要請してまず衛生用品中心の災難救護品100セットを先に送ったこと"と明らかにした。
同関係者は"救護品が4人家族が一ヶ月使用する物品だから男女下着が混じっていたこと"とし、"来週からソウル市に届けする1000セットはメルス自家隔離者に合わせ、食料品中心で作っている"と付け加えた。
(翻訳:みそっち)
▲大韓赤十字社関係者らが自家隔離者に伝達される応急救護品を移している。 大韓赤十字社は、自家隔離者の増加によって大田(300世帯)とソウル(100世帯)、忠清北道(66世帯)にコメ、副食セット、生活必需品で構成された応急救護品を保健所及び地方自治体に伝達したと12日伝えた。
来週は自家隔離者が多いソウル地域に1千戸分の応急救護品を渡すことにした。
また韓赤では電話をしたり、直接訪問する方法で2万7千186世帯の生活脆弱階層にメルス感染予防など個人衛生教育を行う予定だ。
韓赤はこの6日から赤十字の本社とメルス患者発生地域から'緊急対応本部'を運営しており、400人のボランティアがメルスの予防に向けたボランティア活動を行っている。
(翻訳:みそっち)
タオルと軍手(赤いゴム引き)、スポーツシャツやトイレットペーパーなどが入った災害緊急救援物資D型、箱のコーナーの赤テープが積み重ねた時に赤十字になるギミックがシュールだ。
コメが入るととたんに重くなるのでボランティアスタッフもため息が出る
ここでもパンツとシャツは同じものが入っている
本格災害支援特A型改支援用セット、毛布2枚にパジャマからコチュジャン、ツナ缶カセットコンロ+ボンベ、鍋釜などまでが入っている (今回のはこれじゃない)
そのほかのメールス関連の光景やら
12日に行われた公務員採用試験で保健所のひとがマスクを配っている
信号待ちをしているクルマのひとに消毒液を吹きかけている(もちろん強制です)
そんなところにウイルスはいないと思うけどいつもの殺虫剤気分で噴霧中
村ごと隔離のあの村ではコメとツナ缶が送られました