ニホンのTPP加入で焦る?慌てない韓国の社説
環太平洋パートナーシップ加盟で韓国の新聞の論調が分かれた
Q.今日はどんな知らせを持って来たんですか?
私が選んだ今日の社説キーワードは'TPP加入'です。
Q.熱い知らせですね。 昨日の夕方からの合意の知らせが聞こえて来ているんです。
合っています 一応TPPが何か申し上げなければならないですね。 TPPは多国間自由貿易協定である'環太平洋経済パートナー協定'を意味します。 FTAの多国家バージョンと思ったらいいです。 創設初期にはあまり影響力が大きくないでした。 しかし、米国が参加を宣言し、注目を受けました。 日本を含めて、中国をめぐったアジア諸国が参加したが、韓国は加入しませんでした。 米国の中国牽制の意図があるのではないかという解釈も出ました。
Q.社説はどう伝えているんですか?
朝鮮日報と中央日報だけが伝えています。 立場が分かれるのですが。 朝鮮日報は成長率のためなるべく早く加入しなければならないと言います。 一方、中央日報はどうせ遅くなったのだから急ぐことはないという立場です。
Q.保守マスコミに分類される二つの新聞さえ見解が分かれますね。
はい 進歩的メディアの社説が説明しなくて残念ですね。 中央日報は。 "中間財中心の輸出構造を有する我が国がTPPに加入した場合、高い競争力を発揮することができる"と述べながらも、"それでもただ有利さだけのものではない。 直ちに国営企業優遇の禁止、漁業用免税油提供禁止など、我々が受け入れがたい条項も盛り込まれたという"と言います。 解釈を上乗せすればです。 韓国の場合、産業銀行を通じて管理されている企業が多いが、TPPに加入すれば、このような支援も厳しいかも知れないという事です。
中央日報は、産業の開放か規制かで開放を支持してきました。 このような脈絡でTPPについて、国内財界の立場を一度見ていく必要があります。 韓国の財界がTPPについて消極的な方です。 自動車市場を奪われかねないという懸念のために日本に市場を開放することが時期尚早だという慎重論があります。 今後、中央(チュンアン)日報の論調がどのように変わるか見守るのも面白い部分です。
Q.朝鮮日報はどうですか?
朝鮮日報は、焦ります。 "われわれが早く主導して先制的に乗り出せ"という立場です。 "TPPに参加した12ヵ国の国内総生産(GDP)規模は世界の40%だ、協定が発効されれば、経済規模が欧州連合(EU)の1.5倍に達する世界最大の経済共同体が誕生する"と強調しました。
TPPが韓国経済が今後、低成長(低成長)にこれ以上落ちないためには、国内市場の開放は必然的だそうです。 私たちが先にTPPの内容に合わせて農畜産物市場を追加開放しなければならず、知識財産権保護規定、関税と通関規定などを先進国水準に合わせていかなければならないと言います。
・・・以下略・・・
(翻訳:みそっち)