minaQのつぶやき 네토미나

嫌韓(いやかん)ってホントはどうなの?

警察に暴行した義務警察官が罰金刑



酒に酔って警察殴った義務警察官に'罰金100万ウォン'

月給15万ウォンの義務警察官に罰金100万ウォンって無理でしょ



[鬼ころミーナ]お酒に酔って暴言をしたが、これを制止する警察を暴行した義務警察官が罰金刑を受けた。

この4月14日午後10時30分ころに義務警察のチョ某(21)氏は、酒に酔って慶尚北道慶山市河陽邑のあるマンション前の街を歩いていた。
彼は道で大声で暴言をし、騒音を我慢しなかった近隣の住民は警察に通報した。 住民の通報を受けて出動した警察はチョさんを引き止めて、家に連れて行ってやるとした。

しかし、チョさんは急に暴言とともに警察に拳を振り回した。 チョさんは警察の言葉を聞くと急に腹が立って犯行を犯したという。
義務警察官は、対共作戦と治安業務を補助するための役割をし、兵役法によって転換して服務された人が任用される。 彼らは法的に一部の条文を除いては警察に準ずる地位を持つ。

ソウル北部地裁刑事3単独グヮクチョンハン判事は、公務執行妨害容疑で起訴されたチョ氏に罰金100万ウォンを言い渡した。
グヮク判事は"被告人は警察官の112通報処理に関する正当な職務執行を妨害した"、
"罰金額に相当する金額の納付を命じる"と言い渡した。



(翻訳:みそっち)




これね、徴兵の兵隊があばれて警察官を殴っても罰金刑は無いんですよね、憲兵隊の事情聴取を受けたり、営巣に入ることで帳消しになるのです。つまり罰金刑とは縁が無いんですけど、義務警察だとこういうことがあるみたいです。



義務警察ってなによ

えっとね、韓国の兵役は”鉄砲担いだ兵隊さん”のようなおなじみのほかに、デモ隊相手の機動隊勤務で兵役を済ませることもできるんです、それを”義務警察”といいます

この義務警察勤務は毎週のようにデモ隊+放水攻撃があるソウル市などではハードな気もしますが、相手が銃を持っているわけでもない一般市民相手なので義務警察の機動隊員は拳銃などを持っていません、たまに射撃訓練はするんだけどね。

お給料は兵隊さんと一緒です、階級も4つあって陸軍とおなじ21ヶ月勤務ですね。
ところで彼らの勤務地はデモ隊との衝突の多い都市部ですから、外出が多いと途端に財政逼迫しちゃいますよ、”週45時間勤務、週2日休み保証で十分な余暇生活をすることができます。(義務警察ホームページ)”みたいなお話ですが、実際には全寮制の建物で3食付きで出番を待っていたりするわけです。

鉄砲のような重い装備は無いので訓練は楽そうですが、盾と棒を持った”群衆警備”という鎮圧訓練とかもあってなんだか楽しそうです。
軍隊とちがって訓練場みたいな広いところがないので走ったり歩いたりする訓練はほとんどありません、義務警察で兵役の代わりをやるのが5%程度となっているので、各分隊も少人数になっています、そのためいじめみたいのも少ないというのが人気の理由のようです。 ← 警察の偉い人の息子の半分は兵役代わりに義務警察に行くらしい

たまに行方不明者とかが出たりすると山狩りにでかけたり、災害現場では人間バリケードの役目をしたりします。  ※最近は割と頻繁に山狩りとかがある
 
 ◇ ◇ ◇


義務警察隊の生活

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▲着るものを配っている、陸軍などにある”容姿1級部隊”とちがって義務警察とは、やせ・デブ・チビがまんべんなくやってくるところ
※義務警察で兵役を終えても、予備軍訓練では陸軍と同じ呼び出しがあるらしい、ただし戦闘服には部隊マークが貼って無い



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▲朝の日課といえばこれくらいしかない駆け足、もちろん朝食前である。
※義務警察の宿舎はおよそ郊外にあり、自然豊かな隔離された環境で21ヶ月生活する



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▲体操というものを20年間ほとんどやってこなかった彼らには新鮮な驚きも
※運動靴は私物を使っている場合が多いが支給品もある、後方に見える車庫には移動用のバスがある。バスの運転は彼らではなく永久服務の義務警察官(下士官相当)があたる。


寝床のアタマは通路側

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▲お休み前の長い話の時間、これは5連寝台のようす、(手前の彼のももが白い)
※サンダルの位置でわかるように乗り越えて寝床に収まるらしい


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▲4連2段型寝台の様子、ミドリ色サンダルのあたらしいのが新人さんとなっている
※このトイレサンダルは個人への支給品であり名前を書いて各自で管理する、同じものは市内の大型マートで2000ウォンくらいで売っている。



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▲防具をつけて整列したところ、このかっこうではバスに乗れないのでお着替えは現地に着いてからするよ
※これらプロテクターは個人への支給品ではなく使用後に返却する、言ってみれば高校の剣道授業の防具が学校の備品で揃えてあるようなこと



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▲各自固有の盾を持つわけではなくその場ごとに現地で支給される、
うっかり手配がおくれると機動隊員は素手スクラムを組む事になるんだとか。
※ポリカーボネイト製で重さは4.2kgと軽い


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▲兵隊の水漏れ軍靴とちがって迷彩柄ではない、その名称は”機動靴”とよばれる、つま先には鉄心の入った安全靴だが、実用性を重視して上げ底になっていない。
※それでも上げ底の中敷きは大人気だったりする



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▲待ちに待った給食の時間は毎日代わり映えのない物が出る。
※陸軍とは違って箸があるところにも注目、(軍隊は箸を使わない)


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▲大型冷蔵庫にはなんと慰問品のおやつがぎっしり詰まっている、義務警察隊にはPXがないためその分のおやつも届くらしい。  ※4つ子ではない


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▲軍隊と同じで各種団体からおやつが大量に届く、寝台があるからここは居室だが
冷蔵庫が置いてありおやつがこんなに詰まっていた。(陸軍などにはおやつ庫は無い)

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▲なにやら雑多なものが小さな机の上を占領している、2つある巻紙が各人のところに置かれている 

今日の問題 これはいったい何をしているところでしょうか ヒント:2ロール


このように韓国では徴兵のかわりに全体の5%ほどの人数が義務警察に服務するわけですが、軍隊の下士官将校などのような”専業機動隊員”もいるわけです、かれらは自宅から警察署に通ってそこで着替えて仕事が終わると警察署で着替えて自宅に帰る生活を繰り返しています。


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▲義務警察は武器を持たないので、暴徒には盾とスクラムで対応します
※うっかり持っている棒で市民を打つと処罰されます




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なにしろ軍隊とちがって毎週実戦がありますから