新コロワクチン開発関連の全予算は30億ウォン
韓国じゃ新コロワクチンは買ってくる式
超大型新コロ関連政府補正予算の大半はバラ撒きに使われます
治療薬開発の全予算は30億ウォンだけ、そのうち実際の研究費は20億ウォン
3月11日に開かれた国会予算決算特別委員会·補正予算審査会議で、コロナ19事態の根本的な解決は、科学技術を通じた治療剤や予防ワクチン開発だという指摘が出たが、治療剤開発のための実際の研究費は20億ウォンだけだったことが明らかになった。
今回の補正予算案に編成された「国家ウイルス感染症研究所」の新規事業内訳によると、全体事業予算30億ウォンのうち10億ウォンが、これから作る研究所の設立と基本計画樹立費用や装備費で使われ、実際の課題研究費は20億ウォンにすぎないという。
後発治療薬(ジェネリック医薬品)の分野ではある程度の評価を受けている韓国国内の製薬業界だが、新薬の国内開発はほとんど成功例がない。そのため既存の治療薬や予防ワクチンをライセンス契約無しに無断で製造して巨額な賠償を求められることもあり、高いライセンス料を払い後発治療薬を作るしかなかった。
韓国政府の、11兆7千億ウォン規模の新型コロナウイルス感染症(コロナ 19)を克服するための補正予算(補正)案には、総額1兆539億ウォンで、児童手当を受ける対象者は263万人の7歳未満の子供に月10万ウォンずつ4ヶ月の間に合計40万ウォン分の商品券を支援する「児童養育一括サポート」が含まれている。このほかにも中小商工者への支援や休職者へのサポートなどすべてが国民にカネを渡す式の計画で盛り込まれている。
この11兆ウォンが韓国政府にできる最大限の政府補正予算と知られ、昨日61兆、今日も56兆ウォンが蒸発した韓国の有価証券市場と比較しても、韓国政府のカネの無さが浮き彫りになった形だ。
というわけで、新薬、ワクチン開発の政府予算が30億ウォンってお話しですね。これが多いのか少ないのかというと、韓国では予算は会食費に使われて、ポッケないないすることが慣例化しているので、実際に現場に行ってみると真新しい建物の中は空っぽなんてことがよくあるのです。
大邱市の隔離施設に指定された大邱中央教育研修院のそばにはすでに、大邱慶北先端医療複合団地っていう立派な名前のがあるんですよ。建物がいっぱいあるんですが、駐車場がガラガラなのです。
現場付近の360°ビューはこちら http://naver.me/F5uT0dIN
箱だけ作る式なのが韓国型研究開発なんですよ
近所には韓国韓医学研究院韓医技術応用センターとか韓国脳研究所とか韓国情報化振興院やら韓国産業技術評価管理院があって、大邱慶北先端医療産業振興財団には大邱慶北先端医療団地医薬生産センター・新薬開発センター・実験動物センター・先端医療機器支援センターなどが空っぽの状態で建っています。
まだなにも成果が出ていないので会計監査の頃になると毎回叩かれるんですけどね。