韓国じゃ電気代も支払えないひと急増
電気代、水道料、家賃も払えない危機世帯増加
コロナで崖っぷちに立たされた庶民たち 電気代の滞納は100万人を超える
水道料を払えず断水になった人も 公共賃貸住宅、家賃が滞っている世帯が2倍↑
同期間、水道料を払えず断水になった人も、8,990人から1万801人へと20.1%増加した。
公共賃貸住宅家賃を滞納した人も同様に、昨年の6万9,563人から今年は14万2,558人へと2倍以上急増している。
しかし、政府支援は消極的だ。 福祉部は、韓国電力公社と韓国ガス公社などから世帯別の断電、断水などの情報を受け、このように基本的な生計に困っている約21万世帯(8月基準)を探し出した。 しかし、このうち38.4%だけが緊急福祉のような公共支援を受けた。 シン議員は「コロナ19の長期化に備え、公共支援強化策を講じるべきだ」と述べた。
2020代の失業手当の受給者も25%増加
「コロナ19衝撃」は青年世代にとってはるかに過酷だった。 チャン・チョルミンあっちの民主党議員が雇用労働部から提出された「年齢代別求職給与支給現況」によると、今年1~8月に求職給与を受けた20代以下の受給者は21万2,000人で、昨年同期比25.4%増加した。 これは30代(11.5%)、40代(14.5%)、50代(17.7%)など他の年代の増加率を大きく上回る数値だ。 同様に、若者層の雇用の多いデパートや大手スーパー、飲食店、飲み屋などのサービス業種が、「コロナ19」長期化の直撃を受けたためと見られる。
青年失業の影響は他の指標からも確認できる。 ユ・ギョンジュン国民の力党議員が国税庁から受け取った資料によると、今年6月基準の学資金融資の未償還累積人数は、計3万5000人(418億ウォン)となっている。 このうち、今年1~6月に学資金融資を返済できなかった新規未償還者は1万1,000人と集計された。 たった6ヵ月で昨年の新規未償還規模(1万5000人)に近づいたのだ。 ユ議員は「学資金債務者の急増は、就職後に失業者が増えたり、就職しても融資の返済が難しい良質の雇用ではなかったことを意味する」と指摘した。
(ソウル/みそっち)
韓国の最底辺の生活では古々米の強制支給とキムチ、練炭の無料支給があります。ところが考試院や日貰アパートなどの賃貸物件に住んでいるひとはそうした生活支給品配布が受けられません。何となく韓国の最底辺生活というと考試院の0.7坪生活者を思い浮かべますが、実際にはキムチや練炭を受け取るのは一人暮らしの高齢者ばかりで、それでも部屋には冷蔵庫があったり冷暖房器具があったりして極貧って感じじゃないですよね。
▲恒例だったヤクルトおばさんによるキムチの強制配布は2015年から行われていない。
考試院のような小割り住宅生活者は部屋で練炭を使えないし、居室で炊飯できないので最初から除外されてしまうのです。
実は考試院に暮らしている人にもランクがあって、隣り同士の部屋でも住む人によって家賃が異なることがあります。最低線といわれる月額30万ウォンの半額以下で住み着いているひともいます。それは極端に細分化された考試院の所有権によるもので、建物の一部所有する家主が紹介してきた居住者には家賃を安くしたりするようなことが頻繁にあるためです。
また、考試院という建物を経営する場合、建物の所有者が経営するわけではないことも多いのです。そして賃料でさえも 店子⇒経営者⇒家主 という流れになっていて経営者が賃料を払えなくなると、家主が自分で探してきた居住者にそこに住むように命じたりするのです。 ※そういえば盛業中賃貸考試院専門売買サイトみたいのがある
もちろん家賃は経営者が受け取れることは無いですね。そうした居住者は居住登録もいいかげんですから何かあったときにはそれをもみ消す役目をするひとまででてくるのです。
考試院の賃貸情報を見てから住む人・家主に言われてタダ同然で住む人・ずっと住んでいて口出しさえできない人>>>>こんなふうになっているのです。
そういえばいつだったかの水没未承認分譲アパートや地震傾きアパートでは、買って住んでるひと・会ったこともない家主に家賃を払ってるひと・だれにも家賃を払ってないひと>>>>こんなふうになっていました。ローンが払えなくなって追い出したあとに住み着いちゃうのです。少なくともそこを占拠しちゃえばそれを追い出すのにお金が必要ですが、それがもったいないので実力行使しないでいるあいだは平穏に暮らしていたりするのです。
しかもそのひとが又貸ししたりしちゃうと所有権と居住権がさらに分からなくなってきます。あの水没未承認分譲アパートではひと部屋は2,500万ウォンくらいで競売に出てきていて、「居住者有り、管理費未納」なんていう物件がいくつもありました。自分が住むつもりじゃ先住者がいるし家賃収入目当てでも管理費未納じゃイヤでしょ。
そいうところの人も練炭の配給は受けられません。上から下まで同じ間取りの生活なのに貧しい人がいるとはボランティア団体では思いもつかないのです。そうした意味では韓国は生活の平準化が随分進んでいるようですね。
そうした所有権の細分化があるので建物の建て替えなんてことになると韓国では居住者の意見が纏まりません。そのためにキチンとした地上げ専門の地回りが出番とばかりに暗躍したりするのも韓国ならではの光景です。