死亡者の集計基準を変えたり
病床待機中の死亡者って集計基準を変えます
何か変、隔離病床入院待機中に自宅での死亡者ってたった9人?
大邱じゃコロナの死者の23%が入院待機中に死んだっていうのに
[暮らしのミーナ]ソウルでも新種コロナウイルス感染症(コロナ19)の確定判定を受け、病床待機中だった患者が次々と死亡している。
※ソウル市は入院待機中の死亡者をゼロにすると「大言壮語」してきた。
新コロ患者が、ベッド不足で自宅や療養病院で待機していたところ死亡する事例が相次いでいる中、防疫当局が突然、これらの死亡者の集計基準を変えたため、「統計縮小」の議論が起きている
●前日発表の参考資料には8人
疾病管理庁中央防疫対策本部は19日の定例ブリーフィングで、「入院を待ち、死亡した患者は3人だ」と明らかにした。 4日前にソウルで死亡したAさん(60代)と、2~3月に大邱(テグ)·慶尚北道(キョンサンプクト)地域で大流行の際に死亡した2人の患者だけだというのだ。 しかし、中央防疫対策本部が明らかにした待機中の死亡者は、前日までは5人多い8人だった。
中央防疫対策本部は前日の18日午後7時ごろ、「新コロ隔離病床の入院·全員待機中の死亡現況」の参考資料を提供した。これによると、 ▶自宅待機中の死亡(3人)▶療養病院で転院待機中の死亡(5人)の計8人と発表した。 しかし、3時間40分後に訂正した。 療養病院関連の死亡者を全て減らした。
●都合よく変える統計基準
病床待機中の死亡者とは、家宅において死亡、または入院前の救急室にて死亡した場合を待機中の死亡と定義して、 療養病院など、で医学的な立場を受けている最中に死亡した事例は除外することにしたという。
※治療のための入院施設ではなく療養病院などの集団隔離(コホート隔離)施設でお泊りする場合も病床待機では無い、と基準を変えたのだ
これに、クァク·ジンバン患者管理チーム長は19日のブリーフィングで「病床待機中の死亡者数は考慮しなければならない要素がもう少しある」とし「療養病院などに入院中の患者がコロナ19に確定した場合、現在(病院での)医療的処置や管理状態を勘案する必要がある」と説明した。 療養病院内の新コロ患者たちが「コホート」隔離された病院の中で医療陣に治療を受けるだけに、待機中の死亡と見るのは難しいという意味だ。
一方、20日ソウル市など防疫当局によると、19日午後、ソウル九老区でコロナ19確定判定を受け、自家隔離中だった60代の男性Aさんが同日未明死亡した。
Aさんは最近、一緒に食事をした知人がコロナ19に感染してから隔離され、17日に選別診療所で検査を受け、19日午後に陽性と判定された。 同氏は自宅で防疫当局の病床配分を待っていた状態だった。
しかしAさんは防疫当局の「自宅で隔離病床に入院待機中の死亡者」には含まれていないことが分かった。
現在、疾病管理庁(疾病庁)は確定判定後、自宅で24時間が過ぎた後、隔離病床に入院していない状態で死亡した患者の場合のみ「隔離病床入院待機中死亡統計」に反映している。 Aさんの場合、19日午後の確定判定後、20日未明に死亡し、自宅での待機時間は24時間を超えなかった。
※24時間以上自宅や救急治療室で放置された場合のみを隔離病床入院待機死亡統計に加えることにしたということだ。これで大邱のコロナ大量死は病床待機中の死亡では無くなった。
これに先立ち、ソウル市で122人目の死者は12日に確定判定を受けた。 同氏は自宅で病床配分を待っていたが、3日後の15日死亡した。こっちは病床待機中の死亡だ。
このほかにも、呼び名を変えちゃうとか、K防疫のやり方には見習うところが多いですね。
さて、こうした言い回しの小細工ですが、韓国では一体誰が考えるのでしょうか?。疾病管理庁中央防疫対策本部の定例ブリーフィングなんていうとメモを読んでいるのですね。少なくともこれを読んでいるひとは基準が変わったことなどには触れずに、しれっと少なく発表するようです。しかも韓国のこの手の発表には記者が質問することはありません。
▲19日、イムスクヨン中央防疫対策本部状況総括団長の定例ブリーフィング
これを見た、報道関連が「現状の縮小ではないか」と騒ぐのは発表が記事になってからです。少し騒いで、発表を切り取りつなぎ合わせて、「療養病院内の新コロ患者たちが「コホート」隔離された病院の中で医療陣に治療を受けるだけに、待機中の死亡と見るのは難しいという意味だ。」という結論を出すのも報道関連の仕事のようです。
そうした体質は築地本社をはじめとする韓国系メディアの得意分野ってことでしょうか。