電熱式ミキサーの出番がやってきた
ミキサーでお弁当を再調理した療養病院
院長「これも入れてあげなさい」「そ、それはちょっと」
食べ残しまで入れて…「犬のえさもこんなにあげない」
普段の食事量も非常に少なく、さらには傷んだ食べ物を与えたこともあるという主張もあります。
保護者たちは犬に餌もこんなにくれないと憤りました。
区役所と老人保護専門機関が老人虐待があったかどうかを調べようとしましたが、療養院は先週、廃業申請をしてしまいました。
仁川(インチョン)にある、ある療養院の給食の様子です。
飯椀にはお粥のように見える料理が盛られており、油揚げと大根を入れて煮込んだ汁が全部です。
お粥のように見える食べ物はミキサーでいろいろなものを挽いて作ったそうです。
「Aさん:昨年7、8月からそうやってきました。 ここでは完全にすりおろして汁にするのです。 認知(能力)がないから、(相当数のおばあさんたちに) こうやって取り替えるんです。 <歯の問題ではありません。」
院長は、食べ残しを一緒にすり替えるように言ったりしました。
[元職員Bさん、Aさん] 「(院長が)一緒にすりおろしてあげなさいと。 今も冷蔵庫にあります。自分の家で食べていたものを私たちが見ても、あ、あれはダメだと思うけど、早く入れてすぐすりおろしてしまいましょうと。」
他のお婆さんたちの食事も物足りないのは同じでした。
おひたしとキムチ数かけらと固形肉1つで全部です。
「おしっこをたくさんするし、オムツをたくさん使うから、(水も)たくさんあげないようにして。 水も食べ物もたくさんあげるからって 長生きするわけじゃないって」
この療養所が給食業者に注文した内訳は、祖母らは9人に職員が2人に、注文した食事は昼食と夕食の4人前ずつ注文しました。朝食は最初から注文していませんでした。
計8人分の食事で療養所のお婆さん9人と職員2人まで合わせて11人が三食に分けて食べていたということです。
腐った食べ物をくれたりもしました。
「もう長くあると、傷んでくるじゃないですか。 冷蔵庫のモヤシが全部腐りました。 それをほどいて洗えって言うんだ。 朝、ミキサーでご飯を炊く時、スープが足りなければそれを入れろと」。
それでも、保護者からは毎月22万ウォンずつ、きちんと給食費を受け取っていました。
コロナに面会に行けず、保護者はこのようなことを最近知りました。
「その時から眠れないんですよ。 お母さんに、すごく申し訳ない気持ちで。 おかずを混ぜ合わせてすりおろして。 それは何ですか? 犬もそのようにあげたら食べません」
療養院の院長は「食べ物を取り替えてあげたのは歯の悪いお婆さんたちのためであり、食べ物を少なくあげたのは保護者の食費負担を減らすため」と言い訳しました。
また、家から持ってきた食べ物や傷んだ食べ物を祖母にあげたことはないと主張しました。
【療養院院長】「賞味期間が過ぎた部分については食用油ですよ、そして私たちは食べ物を先生たちが作って食べようとするのであって、お年寄りたちが作って食べようとはしません。」
しかし見るに見かねた職員が区役所に申告しました。
「区役所が取り締まりに出てみたら、賞味期限が2~3年過ぎたコチュジャン(唐辛子味噌)と飲料水も発見されました。
ニホンだとデイサービスでお年寄りの送迎が盛んですよね。韓国じゃお年寄りは邪魔ですからすぐに老人療養病院に入れちゃいますよ。そんな病院は精神科の病院より多いそうです。
ずっと預けっぱなしで、老人専門の療養病院っていうと京畿道知事のあのひとが実兄を病院に入れていたりしていました。保険金の受け取りを療養病院にしちゃう荒業も親族の同意があれば可能(つまり姥捨て山)なので、保険料を毎月負担する仕組みも出来上がっています。韓国社会はわたしたちが想像するよりもずっと合理的なんですよ。※それでも保険金は寄越せという遺族がとても多い
そういったゲストさんに長生きしてもらう、美味しいものをたべてもらう>>>>
う~~ん、現実的には韓流食堂では観賞用のキムチが出てくることはご存じだと思います。何度もテーブルと厨房を往復しても「食べ残しているのだから(実際に食べていないので)問題は無い」と言う立場なわけです。そして今回の注目はミキサー調理ですね。まさかホントにやっちゃうなんてね。
ええ、韓国の療養病院っていうのはお年寄りを専門に預かるところで、毎月の利用料のほかに給食費を22万ウォン集めていたんですね。そして給食業者からお弁当が届くと、職員2人が固形物を先に食べて、残りをミキサーしてお年寄りに与えるというシステムです。エコでしょ。
どこかで紹介したことあったでしょ
▲朝鮮人が大食いだったと説明されがちな写真。当時の朝鮮はひとり
あたりが大食いだったからニホン統治時代のコメの収穫量が7.2倍
ということの反証に引用されるけど、これは彼の一家全員分の食事
衣食足りて何だっけですよ。礼節のない朝鮮の方々の食事風景を写真に撮るという記録の(記録に取るという写真の)そいうことが行われたのは1930年代の村上智順による記録収集でした。 ※1930年代は昭和初期ってことです、朝鮮時代じゃありません
最初ののメシは、まず家長が食べる(ハシをつけるという意味)。
そして残り物を家族が食べるというのが基本的朝鮮文化なんですよ。
それが証拠に、朝鮮時代の子供の食器はひとつも見つかっていません。
残った物を家族が分け合って食べるんです。もちろんパパ以外にも序列があるので偉い順にハシを付けるでしょう。(便宜上、ハシと説明するが朝鮮式スプーンのスッカラのこと)その途中ですべては渾然と混ざり合います。 それがビビンバ文化です。もちろんお年寄りも達者なうちは威張り散らしますがビビンバ弱者になるとそれは寿命を意味しているわけです。
※追記:ビビンバ競争力の低下したお年寄りは親孝行な息子に背負われて山に行きます
韓国人にとってはそうやって捨てられることが何よりも怖いので儒教の教えというものが重要になってきます。つまりお年寄りを大切にしろってことを強要したのですね。ところが李承晩の頃には本来の韓国人の合理性がいかんなく発揮されました。李承晩自身は自分の先祖(あるいは祭祀)にまったく興味がありませんでしたね。そこで朴正煕の時代になると死んだら墓を作り埋める、年寄りは大事にするなどのニホン式が取り入れられたわけです。
中国の偉い家では残した物が使用人の食事になる。って聞いたことありませんか?
徳のある主人は使用人のために丸ごと鶏が出ても少しハシをつけて残すようにしていました。そういう文化がありました。
食べきれないほど並べる>>>>>残った物は使用人の胃袋へ。っということです。
その一方で食事が不足しがちな朝鮮韓国では家長がすべてを独占して、その残りを家族が食べるという時代がずっと続いてきたのです。
そういう文化は1970年代になっても韓国の農村部などでは当たり前でした。
すなわち、年長者が家族みんなの分を混ぜるという特権的行為を独占していたのです。
そういった文化も1988年のソウルオリンピックの頃を境に姿を消してゆきました。
そんな文化生活を子供時代を経てきた韓国の高齢者(60代~)っていうのはソウルのアパート生活をするようになり、その子供たちには回し食いが嫌われたこともあって自身で混ぜる特権を行使することもなく不平不満が溜まっています。いわゆる世代間の対立っていうのがこれです。
その一方で回し食いを嫌がる子供たち(30~40代)が社会の中心になってくるとその両者のあいだで葛藤が生まれたりもします。
となりのひとの分まで混ぜる特権っていうのは軍隊の給食でも話題になりがちです。
▲今日のお食事はビビンバ、待ちきれない対面のツレはもう一心不乱にかき混ぜ始めています、すでにテーブルに並んだ多くの品々は一日数回の厨房と客席を往復することになる。
▲食事時間が終わりコチュジャンにまみれたビビンバは完食しているがテーブルに用意されたほかの品々には箸をつけた様子も無い、一度厨房に戻されるとまた新しい客のテーブルに運ばれていくのだ
韓国の子供たちもマジェマジェが好き
初夏のジメジメする季節、こんな日は積極的にお外に出るようにしたいものですね。
どこかの子供会?あるいは保育園の遠足?とも見える不思議なメンバーが懐かしの"路上ビビンバ体験"をするためにやってきました。
▲おとなが4人 こどもは6人?どんなお仲間なんでしょうね
おやおや、韓国のかわいい子どもたちがいるのは"駐車場"かな? もうここでピクニックマットを拡げて準備万端ですよ
えっとね、これからはじまるのは"伝統的な食文化体験"というものなんです、伝統的食文化って言っても最近になって考え出されたものかもしれませんよ、それじゃ、ちょっとだけお邪魔してみようかな
やっぱり伝統的食文化体験かな もう始まっちゃってました。 何が伝統的食文化なのかというとね、"路上ビビンバ"だからですよ、 ところで韓国ではお茶碗がありませんよね、ニホンでは仏壇や墓石にお供えするような金属製の容器で食べますね、大昔はシンチュウだったそうですが最近ではステンレス製品を使うんだそうです。 ※ドギーボウルといいます
これねニホンみたいに手で持って食べるわけじゃないですよね、 ちゃんと置いたままスプーンで食べるのが最近の作法だと思うと違うんですね、 まぁさておき、路上ビビンバとスイカ あとはお野菜各種のようです
▲路上ビビンバはどこでもはじめることのできる伝統の食文化らしい、真ん中に見えるのがヤンブンビビンバ(おかずを持ち寄って混ぜるビビンバのこと)
ニホンでもキュウリを味噌で食べるとおいしいでしょ、そういうわけで今日のメニューは路上ビビンバ、豆ごはん、野菜各種+韓国風みそ、スイカ、ってところかな おやおや、もう戦闘開始ですか
※ごはんの時に飲み物が無いというのが"韓国型食文化"の特徴、飲める水に不自由してきた文化が長く続いてきたことや生水(なまみず)に対する不信感もあって遠足に水筒ということは無い(スイカがあるからいいジャンってこと)
▲それこそ奪い合うように食べることが民族の根源的生活習慣を示している
路上ビビンバの醍醐味はさいごに残ったところを奪い合って食べることだそうです、これは物が不足していた時代に倹約精神を身に付けるためだったともいわれますし、ニホンでいうところの"同じ釜のメシ"といった感覚なのではないかといった解釈をする韓国人研究家もいるようです。
こうした韓国特有の習慣でもある路上ビビンバは現代になっても、駅地下道を住居とするホームレスへの炊き出しなどでその痕跡を見ることが出来ます。
▲きれいに食べ終わったビビンバ容器
さいごにお茶を入れてスープとしてもれなく食べちゃうのかとおもったらそういうことはしませんでした。 この容器はこのまま家まで持ち帰ってからキレイに洗います。
(きれいキレイ、ウソばっかりなミナ)
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麻薬と覚せい剤で痛みを紛らわしています。例えて言うと、敷布団の下にゴルフクラブを置いてそこに寝るような感じ、あるいは柔道の投げ技で畳に張り付いた気分で、背中が痛いです。しかも深呼吸をすると胸の肋骨が痛いので呼吸も浅いですよ。それでもお薬が効いているとこうして起き上がっています。(イイノカ)