ソウル駅周辺のトイレ事情を聞いてくれ
エレベーターで大小便を発見したら通報ください
匂いの苦情にソウル駅は警告文、ホームレス嫌悪·烙印の警告文を貼る
市民団体人権委陳情で動く パンデミック以後、トイレの非開放の困難も
「<警告>エレベーター内外の大小便禁止。 エレベーターで大小便をするホームレスを見かけたら、駅員室に通報してください。 CCTVを確認した後、告発措置予定」。
昨年末からソウル地下鉄ソウル駅2番出口のエレベーター内外に貼られた警告文の内容だ。 警告文を掲げた主体は、駅舎を管理するソウル交通公社だ。 これまでに通路を行き来する市民から大·尿の臭いに関する苦情が一日に5~10件入ってきたという。 公社側は、「(苦情を受け)ソウル駅のエレベーター近くで用事を済ました人々をCCTVで確認してみると、ホームレスの場合が多かった。」と話す。
※苦情があってから掃除するまでに5~10件の通報がある 通報社会だからな
警告文に接したホームレスたちはどんな感情を感じたのだろうか。市民団体のホームレス行動はホームレスたちと共にソウル駅前で記者会見を行い「ホームレスという集団に対する偏見と憎悪を強化すると同時に、ソウル駅のホームレスたちに侮辱感と烙印感を与えること」と主張した。
ホームレス行動は「最近はある街のホームレスが寝ていて突然顔を踏みつけられ顔にあざができる事件があった」として「ホームレス嫌悪を煽って嘲弄するYouTuberも増えている」と憂慮した。 公益人権法財団のチャン·ソヨン共感弁護士は該当内容が「ホームレスに敵対的な環境を造成する」と指摘した。 彼らは記者会見後、国家人権委員会に陳情を提起した。
ホームレス行動は単純に「嫌悪助長表現」に問題視することを越え、新型コロナウイルス感染症の余波でホームレスの深夜トイレ利用がどれほど難しくなったのかも説明した。
ホームレスのアン·ヒョンジン行動活動家は「ソウル駅広場付近に留まるホームレスたちは深夜になるとソウル駅交番、ソウル駅希望支援センターのトイレを利用したりもしたが、新型コロナウイルス以後には防疫上の理由で施設利用が難しくなった」とし「エレベーター付近がそれでも隠れて用便ができるところだ」と説明する。
現在、ソウル駅広場の向かい側には深夜にも利用できる簡易トイレが一つあるが、距離がかなり遠くて急いでいる時に使用が難しく、管理もまともに行われていない。
▲ソウル駅地下通路7番出口の上に設置された簡易トイレ。昼間は利用できないようにカギでドアを掛けてロックし、夜間のみ開放する。ソウル市民の誰でも利用できる共用トイレではなく、「ホームレス」だけ夜間に利用できるように建てられたトイレなので、管理がきちんとできていない。
現場360°ビューはこんな感じ http://kko.to/7-JKMR-3gu
ソウル駅広場で会った60代の女性ホームレスは「一般人が使う公園トイレは毎日管理されているが、私たちが使うところは違う。 男女共用なのにドアノブが古くから故障してロックすることもできず、手を洗うところもなく昼間にコップに水を入れておいて夜明けに洗う」と話した。 彼女は「ソウル駅近くのマート駐車場にトイレが一つあり夜明けに熱心に走ったりするが、怖くもあり公共施設ではなく利用に顔色も伺える」と伝えた。
ホームレス行動とホームレスたちは「ソウル駅広場に深夜にも市民誰でも利用できるトイレがあれば良い」と話す。 しかし、現実は容易ではない。 放置されているようなソウル駅広場の向かい側の簡易トイレさえ、2017年周辺の反発の中でかろうじて設置された。 アン活動家は「ソウル駅広場は国土交通部、地下道はソウル交通公社、近隣市場は中区庁管轄なので誰もトイレ問題には積極的に乗り出さない状況」と伝えた。
ソウル研究院が昨年12月に発刊した報告書「ソウル市ホームレス政策診断と発展方案」によるとソウル市のホームレス数(2020年基準)が3895人だと明らかにしている。
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夜しか開かないソウル駅前の公衆トイレ
利用者も選びたくなるようなソウル駅前高架下の屋外トイレは暗くなるとカギが開くという。ホームレスのたむろするソウル駅広場から駅地下道を利用して歩行者基準5分ほどだ。この公共が管理するプレハブ簡易トイレは悪臭がひどく出て電灯もなく、暗いうえに、手洗い洗面台や出入り口のロック装置も壊れたままで、正常な利用が難しい。
こんなトイレなのに何度も何度も何度も何度も何回も何度もトイレットペーパーを持ち帰るひとがいるんだそうです。そいじゃ紙を有料にしようかとなると顔を真っ赤にして反対する人がいてお金の無い人にはとんでもないことですって大騒ぎを始めます。もちろん無尽蔵に補充してくれませんね。結局は民度が低いことでつまらない問題がいつまでも収まらないのです。
歩道だし駅からよく見える方向に向いているなどの理由もあっていくつもの団体が派手な設置反対運動をしていました。それでも2017年に奇襲的に設置されて現在に至るそうです。
恐ろしいほど解決しないソウルのトイレ事情
▲どこかのSAのトイレではない。ソウル駅交番のトイレ前に大勢が並んでいる。ソウル駅広場で開かれた3·1節集会の時の参加者たちだ。
ソウル駅を管轄する南大門警察署ソウル駅交番は集会が開かれる日には全職員が超緊張する。 トイレのためだ。 ソウル駅広場の地上にトイレは交番に付いている小さなトイレ一つしかないため、集会が開かれると過負荷がひどくかかる。 交番の関係者は「集会の時はトイレの前に30~40人ずつ並んでいるので一般業務をすることも難しい状況」とぼやいた。 ※ここでも恐ろしい勢いで紙が無くなるという、しかも予備の紙を置いておくと持ち帰りの餌食になる
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去る7月、京畿道のある新築マンションの天井うらで'人糞'が発見された。入居時から悪臭を耐え切れなかった入居民が天井をはがしてみると、人糞が入った封筒が出てきた。家を建てていた現場労働者が用足しをして別に片付けないで放置したものと推定された。 このような話題は韓国では毎年事欠かない、便利のためにトイレを設置すると待ってましたとトイレットペーパーが無くなるから工事現場にはトイレを設置しないのである。
朝鮮の王宮にはトイレが無かったことはあまりにも有名だ。朝鮮末期にニホンを訪れた紳士遊覧団という朝鮮からやってきたニホン訪問使節団はどこにでも用便をして清掃員に叱られると当時のニホン政府が用意した宿舎から逃げ出すように出ていったこともあった。ニホン総督府がソウルの人通りにある家々にトイレの設置を決定してからまだ100年経っていないのである。現在のすべての韓国人があのころの朝鮮人の末裔なのだから21世紀になってもトイレ問題を躾けてもらえないのは当然のことだと諦めるしかないのかもしれない。
ちなみに快適なトイレを設置するとそこに住んじゃうのでお役所も苦労しているという
関連過去カキコ トイレに住んじゃう常習宿泊者